和歌山の社寺屋根から降ろした御所型鬼瓦。
全高900×全幅1,200(㎜)と、“一つもの”としては特大級…この方達の体重は一人では絶対に持てないレベル!
岐阜県美濃産、彫られた年号は昭和52年。
満46歳は鬼瓦としてはまだまだ赤子か(^^)
このたび屋根の改修に際し、ところどころの大きな亀裂を修復し、最焼成したうえでまた屋根に再登板する。
それにしても、一つものとしての圧倒的“物質量”が放つ存在感はめちゃくちゃカッコイイ!
この“土の塊”から伝わる迫力は薄っぺらい人工的な建材とは違い、重厚長大な歴史と物語、なにより風雪に耐えてきた確かな地力を纏い、ヒトの力では到底及ばないと思い知らされる。
この地球由来の素材から伝わる底知れぬパワーを感じ取るセンサーって、“本物”に触れる機会が少なくなった現代人にとってとても大切な機能なんだよ(^^)
ーーーーーーーーーーーー
#sdgs
#持続可能性
#鬼瓦