今日は淡路島の旧家改修プロジェクトで内覧会が開催された! たくさんの方々に大工、左官、タイル、瓦、造園…etc. 確かに長く続いてきた素材や技術の共演と、未来への可能性を見ていただけたと思う。 これが歴史資料館で飾られたような非現実的なものではな…
今日は午前中、香川から工務店会の皆さんを迎えて瓦レクチャー。 日本の住宅建築の世界から「瓦」が消えかけているように思われているかもしれないが、実はこれだけ復権の兆しが増えてきているという”希望“を伝えた! 希望を共有出来れば現実となる。 以前、…
また新たな「淡路島の家」が上棟! 基礎が立ち上がり、屋根の桁行方向23mある建築がまるで浮遊するように軽やかな印象となりそうです。 “銀古美”の素朴な傘に、外壁は焼杉の下見板張り…新しくも懐かしいとても美しい佇まいとなりそうだ! 来週から瓦葺き…楽…
[ Kuu & SORA 心斎橋店 ] HEADSPA KUU & signature massage 大阪心斎橋にオープンした完全個室ヘッドスパ。 リラクゼーションの極みを追求し、外壁ファサードからはじまり、床の「甃(しきがわら)」と壁の「soil ( 晩景×窯変 )」でデザインパターンを変化さ…
やれやれ、汗だくの瓦づくりのかたわら、今日は取材のダブルヘッダー(^^) “瓦づくり”と“瓦の未来創り”それぞれの取材で、作業シーンにインタビューにと…汗かき過ぎ & 喋り過ぎた(笑) さらにそんなかたわらでは、方形屋根の納骨堂計画の隅蓋”牡丹“と”桃“が乾…
瓦で誓う“かわらぬ愛”…それは瓦の島にある一つの流儀。 淡路島西海岸にある、ひときわシンボリックな木の建築…島の教会「しまおと」では、これから秋に向けてもウェディングが続き、必須アイテムとなっている“瓦の結婚証明書”も続々と焼きあがっています! …
本日は午前・午後と瓦レクチャーのダブルヘッダー! ①海外富裕層インバウンドツアーのデモ視察 ②古民家再生projectチームへのレクチャー&アテンド 観光も食も体験も建築も…高度成長期以降、日本に蔓延る”イミテーション“や”◯◯風“などではなく、これからはコ…
10/5、6にわたり伊勢で予定されている全国瓦工事業連盟の中部ブロック会議…そこで講師講演のご依頼があり、ホストの三重から役員メンバーを迎えて打合せ。 葺き師親方たちとの打合せは、概ね“瓦バカ”トーク(笑) 瓦工事店である限り、みんな結局は金属でもな…
京都ホテル計画でいよいよ瓦葺きが始まる! 大きな屋根につき大型レッカーでパレットごと荷揚げするため、重量的配慮で2段仕様にして“銀古美”をひたすら手詰め&手巻き! もちろん手厚く四方に真心段ボール…愛情込めてつくった瓦は、愛情込めて葺いてもらうた…
今日は、京都で4階建ビルディング外壁への「木瓦」施工を予定しているプロジェクトの工場打合せとモックアップ検討。 耐風圧力、落下防止、メンテナンス法…いろいろハードルはあるが、設計チームと施工チームでベストを目指し、伝統素材の新しい表現で京都の…
鬼瓦の顔の中って空洞って知ってました? ついでに脚の中も空洞だ(^^) 和歌山の水上楼閣「観海閣」 再建計画 大棟の鬼瓦がようやく乾燥…いよいよ火入れだ! 復元製作した顔は素晴らしい立体感で、生命力と躍動感に溢れ今にも表情が動き出しそう。 これを“銀…
今日の銀古美の窯出しから…「靭(うつぼ)唐草」 徳島の社寺本堂計画と兵庫加古川の方形納骨堂計画の、ともに向拝箕甲の付け根に使用する手作りの「うつぼ唐草」。 この水返しの“外開き仕上げ”は、葺き師には分かってもらえると思う^^ 靭(うつぼ)とは…? 昔か…
今日は家具工房の計画打ち合わせで、神奈川から設計者とオーナーを迎え淡路島アテンド! コンセプトは素朴な“小屋”…ということで、まさしくイメージに適う淡路島の“小屋”(設計/ヒラマツグミ)を見学(^^) ▶︎ https://gajin.hatenablog.com/entry/2023/09/14/1…
やはり大学教育で「瓦」を教えてほしい。 いや、今こそ瓦を教えるべきだと思う! 先日、瓦レクチャーと工場&現場見学に来てくれた名城大学 木造建築研究会の学生たちからとても嬉しい感想が届いた! とても嬉しいし、逆に励みになる。 宝物のような感想…大事…
“茅葺きと木瓦の素敵な関係”は、相変わらずぎくしゃくせず順風満帆のようだ(^^) 隣接する四国村では、改めて素材のチカラと先人の美意識に圧倒される! 前にも書いたが、住宅は決して“装置”ではなく、母体のようにもっと大らかで柔らかく、時に冷たく厳しく…
ただいま“SHANSHAN”さんが近づいており昨晩から強烈な雨でしたが、自宅の瓦屋根はまるで風情さえ感じさせるほど音もなく強雨を受け流し、雨ニモマケズ、風ニモマケズたくましく50年以上も仕事をしている。 「山」に降った雨が、「谷」を流れる。 風景にあっ…
以前、「漱盥」って漢字読めますか?って紹介した淡路島の神社の“手水舎”も無事着工。 *漢字ドリルの回答 ▶︎ https://gajin.hatenablog.com/entry/2024/07/17/192131 来週からの解体前に再施工する鬼瓦を撤去回収し、今朝はもりもりの影漆喰をハツる仕事か…
淡路島の旧家改修プロジェクトも、“SHANSHAN”さんのおかげで養生&STOP! 箕甲の「刻み平(きざみひら)」のシャギー感が綺麗です。 淡路島の伝統民家に多いこの「刻み平」…葺き足も75㎜〜90㎜といろいろ。 個人的には最近は葺き足を120㎜ぐらいに延ばして素朴…
京都 福知山の計画では、約320㎡ある流れの長い大きな切妻屋根の東西両面平部にバルコニーの開口部が大きく口を開く。 その開口部をシンプルに仕上げるため、設計図面に合わせて手作りした”逆一文字瓦“を全部で50枚ほど乾燥中。 「逆一文字瓦」とは、片流れ…
坂出市の100年古民家改修プロジェクト。 古美た姿を継承したいとのアメリカにいるオーナーの要望に応え、銀古美“本葺き”が本領を発揮する。 けっこうな大手術で修復した讃岐伝統鬼瓦の「雲頭」も無事に施工できたようでよかった! 100歳の再登板…そんな建材…
お盆期間中のGallery土坐のゲストが作った瓦コースターも大量に窯出し…これがまた、いつも反らないように焼くのにとても気をつかう^^; こうしてなんとか無事に焼きあがっても、どれがどのゲストのものかを写真と照合しながら選別し仕分けするのに、朝の窯出…
もはや思考停止するほど熱い…囧 汗だくでの窯出しは細長〜い「鳥伏間」。 鳥伏間(とりふすま)だけにある意味“焼き鳥”だ(笑) 和歌山の水上楼閣「観海閣」 再建計画において、元意匠にならい長く立ち上がったタイプで製作…14体とも銀古美らしくとても品よく風…
さて、建築学生達に一丁前にレクチャーなんかしてるけど、ようは肉体労働者(笑) 今日も冗談じゃないほど灼熱の“銀古美”窯出し…^^; 「丸に一つ葵(まるにひとつあおい)」 紋入りの鬼と巴は東京の社寺計画用。 境内の既存瓦に合わせたデザインで製作し、無事に…
今日も朝イチから名城大学の学生達をいろんな瓦建築にアテンド! 国指定重要文化財 弥勒菩薩坐像が無事に遷座された鳴門 東林院では、副住職から丁寧にご説明いただき皆勉強になりました(^^) 昼は、目の前の漁港で獲れた魚から好きな刺身を乗せ放題でつくる…
今日は午後から名城大学の学生達に瓦レクチャー。 今までの土壁スクリーンから、ちょっと奮発して60inchのモニターを初お披露目(笑) 2時間みっちり「瓦」というモノとコトを伝え、議論し、工場見学の後の夜の懇親会まで瓦談義は続いた(^^) 明日は朝からいく…
ジグザグ屋根が完成! シンプルな輪郭を描く三角屋根が仲良く三つ並んだ。 火入れ式においてご家族みんなで名前を彫った記念瓦も、玄関上部の棟際に施工…いっぱい詰まった家づくりへの“想い”が暮らしを優しく包み、末永く見守る。 物語のあるとても素敵な瓦…
最低限の機能を担保して用の美を纏う素朴な意匠は美しいな〜(^^) そんな石垣瓦塀に囲まれた淡路島の旧家改修プロジェクトから…”銀古美“本瓦葺きは、まずは軒の唐草から。 7月、8月と一粒の雨も降っていない淡路島のこの辺りでは、一体いつぶり?っていうほど…
“鳥”が群れで行儀よく整列する工場… 京都綾部 八角本堂計画の鳥伏間(とりふすま)16体が無事に綺麗に乾燥。 数珠掛け鬼も隅鬼×8、ニノ鬼×8が同じく行儀よく乾燥を終えた。 「鳥伏間(別称:鳥休み…など)」って、鳥が棟端にとまって休んでいる姿をモチーフにし…
【 Zig Zag House and Hut 】 下半期のスタートは、ここ瓦の町に出来る「淡路島の家」の瓦葺き着工! 火入れ式で家族の名を刻んだ一枚を葺く位置も決まり、まずは一文字軒から…ビンテージな質感の“銀古美”は、一枚一枚が妙に一丁前な風格を纏っているんだよ…
ありがたいことに、GALLERY土坐-tsuchiza-が“じゃらん”のランキングで、兵庫県の「陶芸体験」カテゴリーで1位(67施設中)となっており、さらに広く「クラフト・工芸カテゴリー」でも圧倒的集客施設の「イングランドの丘」に次いで2位(339施設中)! 女子スタッ…