2025-01-01から1年間の記事一覧
Zig Zag House and Hut 昨年、火入れ式に始まり銀古美を葺いた三角屋根が仲良く三つ並ぶ「淡路島の家」にガレージが上棟…こちらは三角が二つ! ここではある提案をした。 「焼きねじれ等で工場から廃棄される予定の規格外瓦を有効利用し、ガレージの屋根とし…
瓦割りの打合せ… まるで恐竜の骨格のような力強い木組がとても美しい「淡路島の家」が上棟…登り梁ともいえる270×50(㎜)の垂木の連続が圧巻! 今回の計画では屋根の輪郭はガルバでシャープに縁取り、瓦部分のケラバは中付け袖、軒は桟瓦の葺き晒しだが、今回…
瓦タイル「soil」を採用いただいた屋久島でのプロジェクトが、こちらの国際的アワードで入賞されました! ▶︎ https://www.idesignawards.com/winners/zoom.php?eid=9-59076-24 キッチン周りや洗面スペースに目地入りで縦貼り施工された「soil」が、とても素…
年末に古瓦撤去を終え、年明けから雨に風に積雪にと…なかなか天気もまとまらず、ようやく今週から大工工事開始。 活かす木、変える木、添える木、補う木。 江戸時代の骨格は、昭和の時代にあちこち補強されていたがさすがに老体…垂木に野地にと修復後、不陸…
200万年前の土から生まれた古代鬼面は一つ一つ表情を変え、二つとして同じものはない。 銀古美の焼成術でヴィンテージな質感に焼きあげた瓦パーツは、使い込むほど味わい深くエイジングする。 ▪️サイズ:13号/15号/18号/20号 ▪️素材:925 Silver × Gold c…
「淡路島の家」で以前仕上げた石垣塀の瓦。 “巳年”ということでふと気付いたが、ヘビのように蛇行している(^^) 淡路島の古い町並みでたまに見かける本平瓦や桟瓦だけで素っ気なく仕上げた塀…とりあえず“そこら辺にあるもの”で笠木瓦とした昔の大らかな時代背…
淡路島の旧家改修Pjは本日年初の定例。 いよいよ隅の鬼立て…元意匠の復元鬼瓦は物語が宿りとても美しいなぁ。 増築部のチタン屋根材のマットな質感とも上手く“握手”できたようで、残り下屋根もあと1週間程度でようやく完成。 銀古美が描く素朴な表情は、100…
“成人の日”だろうが、ここでは日々“瓦の日”。 今日も朝から元気に瓦づくり! 土と水だけ…瓦ってそんな素材。 以前、堀部さん達設計チームが打合せを兼ねて工場見学にお越しになった時、この製造工程をご覧になって第一声… 「え!?土と水だけ?」 「そうか〜…
新しい年に断捨離…直近数年の建築雑誌。 いろんな建築士の方々にお声掛けいただき、こうして専門誌に「瓦」の建築が掲載されることはとても励みになります(^^) これからも一軒一軒、この和瓦の美しいシルエットをこうして建築誌に、そしてリアルな風景に一枚…
いま豪雪で大変な地域の皆さんにとっては笑われるかもしれませんが、この冬はじめて水たまりが凍った淡路島(笑) こんな時は工場でも一つの懸念が!? そう、水分を含んだ粘土は凍るんです^^; 徳島某寺200歳の本堂改修工事のための復元“御所鬼”や新しくなる“…
香川から…塀の笠木瓦の復元依頼。 「丸桟雁振(まるざんがんぶり) 曲り」 通常30㎜程度の厚みがあるが、これは15㎜と薄い! ということで、金型もなくプレス対応できないので一枚の粘土から手作り製作。 これが本当の持続可能な素材と仕事。 手仕事が生きるア…
久々にピンマイク(ファー付き) 笑 本日午前中にテレビの取材があったのですが、「瓦の未来創り」…この想いが伝わるかなぁ? また番組告知のOKが出たらご案内します! そんなGalleryでは今日は国際色豊か…世界各国からのゲストに日本の伝統産業と文化をどっぷ…
明日テレビ取材があるので年始から製造シーンを撮影中。 そんな今朝の窯場から…昨日火入れした“銀古美”の窯は、およそ丸一日の焼成後に還元作業に入り、その時に煙道から炎が勢いよく踊り出る! *ついでに工場から見晴らす海も大暴れ(汗) 還元中の炉内では…
本日から元気いっぱい瓦づくりも始動… 工場2階では機械もピタゴラスイッチのようにリズミカルに稼働し、乾燥素地は季節的に例えるならスキーのリフトのように流れていく(笑) 1階の窯場では火入れ初め…年末年始で冷え切っていた工場に熱気が戻ってきた! さぁ…
日本屋根経済新聞 2025年新春特別号 「瓦復権へのシナリオ」と題して、上・中・下と3週にわたり執筆寄稿させていただきました。 まずは元旦号の(上)から…我ながら過去最高に長文過ぎて、3週に跨がざるを得なくなったそうです(編集者談 笑) それだけ瓦復権へ…
【 謹賀新年 】 旧年中お世話になった皆さま、本年も“瓦ぬ”お付き合いをどうぞよろしくお願いします! 今年新たにお会いする予定の皆さま、またお会い出来るかもしれない皆さま、どうぞ“瓦の”お付き合いを、そしてその先の“瓦ぬ”お付き合いをどうぞ宜しくお…