未来考房/瓦人 ~gajin~

和瓦とその未来を創る淡路島の瓦師ブログ

2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧

教科書にない仕事を楽しもうー!

本瓦葺きで新しい軒先表現にチャレンジした鳴門の古民家再生現場… 下屋根でもエッジの効いた輪郭を描き、128歳の建築を素朴でどこか懐かしく、しかし現代的にシンプルかつセンシティブな味付けもし、“未来の一つの在り方”を表現する。 軒を桟瓦だけで廻るた…

花見葺き…

讃岐 金刀比羅宮の奥書院改修現場。 桜舞い散るなかでの瓦葺きはどこか花見気分(^^) 素朴な質感の銀古美と桜が、これまた風流なんだよな〜! それにしても境内に重文の建築が居並び描く甍と桜景はとても美しい! もはや仕事してる場合じゃないですね(笑) 下…

28歳もサバ読んでました…(笑)

鳴門の128歳古民家の再生現場… 100歳と思ってたら明治29年築だった件(笑) 雨続きで長引いていた下屋根の大工工事もようやく目処がつき、瓦葺き再開。 土地の伝統的意匠を象徴する中層の屋根は、大屋根と同じく銀古美で焼いた本平瓦×古素丸。 下屋根は簡略の…

島の土と島の香

【 淡路土 香立て 】 土と緑の潤んだ香りが漂う心地よい季節。 窓からそよぐ柔らかい春風にのせて、ゆらゆらくゆる香に心身包まれるひと時を。 形状とサイズについてオリジナルでオーダーを受けた瓦の香立てが焼きあがった。 “銀古美”の焼成術が一つ一つの土…

脇役に徹する建築づくり…

建築家 堀部安嗣さん設計の「時の納屋」が竣工。 銀古美の屋根も、素朴で懐かしくこの土地に末永く安らぎを演出することができるような表情で人を迎えてほしい。 [ 2023.12.12 火入れ式の様子 ]▶︎ https://gajin.hatenablog.com/entry/2023/12/12/172626 …

絵になるかどうか…

「阿波の家」 大屋根の“銀古美”瓦葺きも終え、下屋根の地葺きも佳境…火入れ式で想いを刻んだ一枚は玄関上の屋根に葺くことにした。 100年前の青海波もまだまだ生命力溢れのびのびと棟を泳ぎ、100歳の古鬼瓦も含め元屋根の意匠を継承したこの建築のシルエット…

団子より花…(^^)

今日はお昼に淡路島にある素晴らしい日本建築から“桜源郷”を見晴らす花見の席に呼んでいただいた! 国会議員や市長など錚々たる顔ぶれもあり、なんとも華やかな場。 借景は桜と海と空、そして敷地を共有するかのような神社と寺…浮世離れした景色に包まれての…

monokawara[ kawara stool ]

思いがけずこの春休みの間に「瓦スツール」のストックが売れてしまい、さらに依頼が続くのでさっそく座面づくりから…真空土練機から押し出したばかりの粘土をヘラと手指で磨きつぶして工業製品的なディテールを消し、“昔瓦”のようなゆるい輪郭をつくる。 脚…

再認と再生…

昨日はイタリアの国営TVにがっつり取材いただき、淡路島の瓦づくりにおける歴史、伝統への挑戦、未来に抱くビジョンなど…深く掘りさげてインタビューを受け、製造風景の撮影とともに火入れ式も取材いただいた! テーマは「瀬戸内の伝統とアート」 “デザイン”…

火入れ式「 夢 」

今日はまた新たな“淡路島の家”の火入れ式。 そして嬉しいことに、ここ瓦の町でのプロジェクトだ(^^) ご家族で家づくりに込める想いを書に表し、記念瓦には今日の記録と記憶とともに永遠に消えない“絆”を刻まれた! 400年の歴史あるここ瓦の町に、ひと昔前で…

価値観の逆輸入へと…

さて、新年度一発目のミッション…明日はまた新たな「淡路島の家」の火入れ式につき暗くなった窯場で準備完了。 本計画はデザインやコンセプトにおいて建築家による挑戦が多く込められている楽しみなプロジェクト…“銀古美”の屋根がまた新しいシルエットと風景…