未来考房/瓦人 ~gajin~

和瓦とその未来を創る淡路島の瓦師ブログ

2025-04-01から1ヶ月間の記事一覧

大工の仕事場…

五重塔projectの打合せの脇では、手板の図面をもとに墨付けし、手刻みされる木。 今夏に建つ新築の材木だ! ここでは昔からプレカットとは一切無縁。 美しい手仕事がいつも当たり前のように続く。 屋根はもちろん瓦葺き…こちらも楽しみだ(^^) 設計:小比賀(…

武者震い…!

1/5 scale五重塔projectの打合せ… 今日は頂上の露盤位置と熨斗積み方法の確認。 いよいよ現実感が出てきて、この圧巻の建築の価値を損なわないよう、1/5ミニチュア瓦の精度をどこまで追求できるのか…武者震いがしてきた! 設計:小比賀工務店 @obikakoumut…

武者震い…!

1/5 scale五重塔projectの打合せ… 今日は頂上の露盤位置と熨斗積み方法の確認。 [uploading:871A4611-C6C0-42E7-925A-61D5A1AFE3EE/L0/001][uploading:AFD58AF7-4E84-44DB-9C3F-1533C935D51B/L0/001][uploading:478F7662-3D32-4DF3-AF6D-D383D6C93264/L0/00…

建築100年の計…

愛媛西条の某寺 大師堂新築現場。 無事に鴟尾(しび)を届けることができた! 綺麗なプロポーションの寄棟屋根。 それを支える骨格はもちろん質実剛健だ! 木摺りには土壁が塗られ漆喰で仕上がる。 100年を見越した建築は全てが美しいなぁ(^^) この甍で火除け…

声を大にして言うべきこと…

万博のパビリオン建築について一考… どの国も近未来を想起させるデザインとコンセプトでキラキラと輝いているが、河瀨直美氏による移築パビリオンを除いて洋の東西を問わず残念ながら瓦屋根は一つもない(笑) まぁ、目的と用途が違うので仕方ないが…。 ただ、…

瓦人生初…(笑)

鴟尾(しび)が見事ないぶし銀に焼きあがった! 家業に戻り25年目の春… なんと初めての鴟尾の依頼だった(^^) 魚が水面から飛び上がり尾を水面上に出した姿を具象化したものであり、古来より火除けのまじないとして屋根に飾られたといわれている。 *全高:尺…

長く続くもの…

徳島の社寺本堂では向拝箕甲の瓦葺き。 手作りした“靭唐草”も無事に納まった! 「靭(うつぼ)唐草」 靭とは…? 昔から続く“うつぼ”という瓦名の由来は、靭という武具の箱形状に似ているから。 *靭(うつぼ)または箙(えびら):武士が腰や背に掛けて使用した、…

モノクロームを彩る…

今朝の銀古美の窯出し風景から… 熱々に焼きあがった瓦達の写真はすべてカラーで撮ったもの…なのに、瓦も窯場も仕事場全体が日々“モノクロームな世界”に包まれる。 このモノクロームな瓦が、“カラーの世界”で屋根にあがり、風景の彩りをより美しく引き立てる…

FUKI IWANARI

築90年の古民家再生計画へ届けた過去最大スケールの手作り角型洗面ボールが無事に設置された写真を送っていただいた! 見越して用意されたスチール台にピッタリ納まった姿に感無量です(^^) W:600/D:460/H:160(㎜) 気になる方はぜひ福山まで! プロジェ…

五重塔プロジェクト

宮大工棟梁から一報…1/5scaleの五重塔プロジェクトがまた一歩進捗ありとのこと! かねてより試作を繰り返しているミニチュア本瓦は、平と軒唐草で2寸幅、巴と素丸は1寸径…それぞれ“銀古美”の焼成術でビンテージな質感を再現済み。 あとは施工方法だが…その…

イリュージョニスト!

昨日、朝起きると外は真っ白。 白い海から赤い海へと… あっという間のイリュージョン! 改めて自然はスケールがでかいなぁ(^^) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ #イリュージョン #イリュージョニスト #海霧 #赤潮 #霧 #靄 #五里霧中

伝統×テクノロジー

先日、不動さんのプロジェクト「地を継ぐ離れ」についてモノクロームさんの取材を受けた映像が公開されました。 伝統素材と最新のソーラーパネルが上手く握手できた好例としてご紹介されていますので是非ご覧ください(^^) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【建…

イメージ通りに曲線を描く…

徳島の社寺本堂改修現場では、地葺きを終えてようやく箕甲の本掛け瓦施工。 箕甲の段差はもはや”壁“のようだが、一応大工さんとの原寸打合せ通りの仕上り。 ただ、元の原寸通りに新調された破風板の曲率がイマイチ気に入らないため、これから葺き師が座刳り…

脱ヒートテック(笑)

初夏の陽射しを受けてもギラギラと反射しない銀古美のマットな質感が素朴で美しい!! 今日はさすらいのトラック野郎…(笑) 徳島の社寺本堂改修現場では境内敷地にトラックはまったく進入できず、東側山門からor 本堂北側からと、今まで全て一輪車&手運びによ…

三術のチカラ…

木瓜剣(もっこうけん)の軒・掛け唐草や、復元した細長〜い三つ巴紋入りの各巴類を焼成準備中。 高砂市の鐘楼葺き替えは八寸判の本葺き仕様。 素丸や巴は4.5寸径の細いタイプをチョイス。 小さな屋根でも妥協のない仕上げをギュッと詰め、現状の古美た姿から…

美しさと強さと…「木瓦」

ちょうど2年前、兵庫県工業技術センターの立会いのもと「木瓦」の耐風圧性能試験を実施。 基準風速46m、屋根平均高さ10m、4寸勾配の設定で、平部と棟端部のどちらの条件においても150回の繰り返し引き上げ試験に合格! 耐寒性能も、−20℃の冷凍融解試験におい…

アナログのチカラ…

高砂市の鐘楼葺き替え計画。 紋入り経ノ巻が、“銀古美”らしく新しくも風格良く焼きあがった! なんせオリジナルの紋がカッコいい!! それにしても昔の人のデザインセンスは素晴らしいなぁ。 デジタルの存在しない時代につくられたデザインのほうが、現代の…

kawara battle ship!

「銀古美×古素丸瓦」で屋根をアップデートした鳴門の古民家再生現場に、余った128歳の古瓦達があしらわれた超カッコいいキッチンが出来ていた! それはまるで舟のような躍動感あるシルエット…さしずめ古瓦の鎧を纏ったバトルシップに見えた! め〜っちゃ、強…

重い(想い)屋根づくり…

徳島の本堂改修工事で、寄進された数百枚の瓦が揃い正面平部へ葺きにかかるが、住職はじめ檀家の皆様のいろんな“想い”が込められた一枚…手がすべったなんて許されない(汗) 本来の“重い“屋根とは、住まい手、作り手など人の”想い“や物語がぎっしり詰まった屋…

[ FUKI IWANARI ]

銀古美の窯出しから… 過去最大スケールの角型洗面ボールが、“銀古美”の焼成術でビンテージ感抜群に焼きあがった! W:600/D:460/H:160(㎜) 設計仕様に従い各部10%増しのサイズで製作。 見越していた収縮率で、なんとかほぼほぼ目指す寸法になった(汗) こ…

火入れ式「 結 」

本日は久しぶりに火入れ式。 普段の窯場が途端に神聖な場に感じられる瞬間だ(^^) 土に火が入り、手を合わせる…なんら飾り気のない素朴で純粋な行為だが、とても原初的で文明的で人間らしく、そして美しいと思う。 今回も窯場に素敵なシーンが描かれました。 …

旅立ちの時…

水上楼閣「観海閣」 再建計画の復元鬼瓦たちが本日ようやく現場へ旅立った(^^) 彼らは、さてこれからどれぐらい長く時代の趨勢を見守り続けるのか、そしてやがて改修の時が来たらどれぐらい先の時代の職人と対話することになるのか…浪漫があるなぁ。 江戸時…

良い瓦は良い音色がする♪

今日の銀古美の窯出しから… 焼きたてほやほやの360枚の甃(しきがわら)を、一枚一枚行儀と寸法チェック! 今回ロットの寸法は295角〜296角程度とすべて合格。 あとは打音検査も大切だ! しっかり焼き締まった銀古美の甃は、叩くと心地よい澄んだ良い音がする…

瓦=宝石!?(^^)

Which do you like Pearl or Kawara ? Which is more valuable as a jewel? *2連リング 925silver キセキの瓦島「淡路島」 島の恵みが土ならば、それは一つの宝物… 瓦はまさしくいぶし銀の宝石なんです(^^) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ #淡路島 #淡路島…

噺家への道…(笑)

福岡で人と食の熱量を堪能した一日… 講演では午後の眠たくなる時間帯にも関わらず、90分間40人だれ一人寝ずに聞いていただけたことからも、この屋根のプロフェッショナル達にとって“瓦復権”への本気の熱量を感じ、とても嬉しかった! 製工が運命共同体として…

“島の光”(観光)を学ぶ時間…

今日は午前の“作る”仕事から、午後からは“伝える”仕事…これが瓦の未来を「創る」大切な時間! いつもお世話になっているホテルアナガ様の“島の光”(観光)を学ぶ新入社員研修の一貫で、瓦コースターづくり体験の前に“瓦というモノとコト”を伝える仕事。 僕のス…

年度末の棚卸し…お経じゃないよ(笑)

これが全て形状も含めて理解できるのは、瓦屋根の実績が多い設計者と大工、瓦葺き師だけでしょう! ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ 【 銀古美 】 桟瓦、雪止め、石持万十軒、石持万十角、つづ入り万十軒、つづ入り万十角、一文字軒、一文字角、鎌軒、鎌角、鎌唐草、ストレート軒…