未来考房/瓦人 ~gajin~

和瓦とその未来を創る淡路島の瓦師ブログ

2025-08-01から1ヶ月間の記事一覧

日々是火入れ式…

手を合わせる心境をもって火入れされた窯の中で、しっかり&ちゃっかりとポジションを陣取る可愛らしい手洗いボールは霧島の家へ。 銀古美の焼成術により無事ビンテージなスモークグレーに焼きあがった! 表現するなら“シブカッコカワイイ”(^^) 瓦の柔らかい…

〜やね 時々 うつわ〜

今朝の窯出しから… 屋根の瓦たちに混じって、各種瓦皿とおしぼり置きが無事に焼きあがった! パリでミシュラン1つ星を獲得されたシェフが名古屋でオープンするスイーツ店へ届ける。 来週のグランドオープンにギリギリ間に合った(汗) 銀古美らしく寂びの美し…

5時だヨ!全員集合〜(^^)

香川県ほど文化水準が高いと思った県はありません!そのせいか求人倍率も全国トップクラスであり、成熟した建築文化があるためいろんな職人がまだ活躍する場もたくさんある。 淡路島からの瓦の出荷比率も本当に多い県です。その通り、淡路島と比してもどちら…

暑けりゃ黙って瓦にしときなさい!笑

昨年と同じことを言おう… 日本の夏は暑過ぎる!! もはや仕事どころか生活にも支障がある。 でも築50年以上…土壁&瓦葺きの自宅では、今でも就寝中にエアコンは必要ない。 都市部と田舎の違いはもちろんあるが、網戸にもせず、強がりでも痩せ我慢でもなく、本…

役者が揃いました…

今日の窯出しから…先週、火入れ式を経て焼きあげた小豆島計画の重要パーツ。 片流れ棟に120枚並ぶ“手作り逆一文字”の両端部を納める逆一文字の左右の角瓦だ。 同じく手作りだが垂れが2面に付く超難易度の高い役物で、必要なのは左右1組だが念のため予備で2組…

建築家の自邸…

届きました! 新建築 住宅特集「建築家の自邸」 堀部さんの「葉山の家Ⅳ」で“銀古美”をご採用いただいております。 神楽坂の事務所にお邪魔して所員の皆さんに瓦レクチャーさせていただいたことが懐かしい。 自邸の打合せでは“桟瓦葺き”の主屋の瓦仕様を決定…

kawara wash bowl

ホテルプロジェクトのスイートルームに設置する特注の手洗い器が焼きあがった! 形状も特殊だが、設計チームからの要望は絶妙に淡いベージュでとのこと…電気窯でサンプルピースを焼いてもらっては微調整を繰り返し、なんとかイメージ通りに! 土のような、和…

土のミュージアム

昨日、火入れ式のあとは土のミュージアムSHIDOへ…久住さんによる多様な土の表現から皆でインスピレーションを得る。 浜岡さんからも大いに勉強になるレクチャーをいただき、土というマテリアルの絶対普遍であって相対特殊でもある魅力の根源を再認識し、改め…

火入れ式「愛と平和」

本日、小豆島の「小さなオリーブ研究所」新築プロジェクトの火入れ式…オーナーはじめ設計、施工チーム皆様と一緒に“大地の恵み”と向き合いました。 プロジェクトに込める想いは「愛と平和」。 記念瓦にはチーム皆で名を刻まれ、こちらは雄大な屋根の一部に葺…

【 建築家レビューサイト・プラナビ 】

建築家 井上久実さんによる「プロの住宅レシピ」で“銀古美”をレビューいただいております。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ プロの住宅レシピ「淡路島 東浦の家」 ▶︎ https://pla-navi.com/recipe/detail.html?id=1597 ここが私の評価ポイント! ▶︎ https://w…

「風景をつくりたいんです」

淡路島のこども園新築計画。 勾配違いの大切妻屋根が折り重なり、背景の山の稜線とシンクロするように雄大な屋並みが輪郭を描き出した。 この計画について瓦のご相談を受けた時、設計者に「風景をつくりたいんです」と伝え、設計者は「風景をつくりましょう…

モノづくり大国ニッポンの底力!!

お盆休み最終日は世間の帰宅ラッシュなどお構いなく…?Gallery土坐には“淡路島”と“瓦”を最後まで遊び尽くそうってゲストでいっぱいです(^^) 今日も可愛い&カッコいい&美しい手仕事が目白押し…そこはさすが“モノづくり大国ニッポン”の片鱗を垣間見ることがで…

ラジオ放送のお知らせ…

先日、火入れ式をさせていただいた300年建築の再生プロジェクト…その火入れ式当日の様子を僕のインタビューも含め明日8月16日(土)午前9時からのレディオモモ「遥かなる時空を超えて」で詳しく放送されるそうなので、ぜひお聴きください。 (再放送8/24(日)17…

kawara photo plate

7年前にご依頼いただいた方から、再び愛犬のシルエットを瓦に彫るオーダーを受けました! かけがえのない家族の一員である愛犬の写真を、“かわら”ぬ想いを込めて一枚の瓦に彫る。 また一つ、瓦で幸せのお手伝いが出来ました^^ *こちら7年前のオーダー* 休…

瓦の未来創り…@Gallery土坐

工場は夏季休暇で“瓦づくり”は休みでも、“瓦の未来創り”は逆に繁忙期^^; Gallery土坐も連日たくさんのゲストを迎え、こちらでは大人も子供もせっせと瓦づくり! 小さな取組みだが、これがやがて建築の屋根へと、そして美しい風景へと繋がればいいなぁ! こち…

kawara meeting!

今日はイリノイ大学の建築学生達を迎えて”kawara“ミーティング(^^) 工場見学など短い時間でしたが、自国と他国の伝統文化についてのディスカッションは楽しい! 確かな歴史ある伝統だからこそ互いにリスペクトし合える…改めて、リスペクトされる仕事が大事だ…

血湧き肉躍る夜…!!

昨夜、team大栄’sの瓦づくりの打上げはやっぱり鳴門のスタミナ軒で…安定の塩タンt:10、ハラミt:20 (㎜)!笑 ちょうど店の目の前が鳴門阿波踊りの桟敷。 昔ながらの“焼肉ロースター”と“路上”の両方で、文字通り“血湧き肉躍る”最高潮の夜に乾杯!!(^^) ・・・・…

この優しく温かい屋根に抱かれる…

徳島 徳善寺本堂改修計画も盆前になんとか瓦葺き完工です。 想像以上の地直しなど葺き師チームにはご苦労をおかけしたが、やれやれ200年前の姿を性能・美しさ共にアップデート出来たようだ! 伸びやかに翼を広げるような瓦屋根…銀古美はいぶし銀の瓦と違って…

大先輩と肩を並べることが出来た(^^)

藤井高尚旧邸 改修計画の復元鬼瓦達が無事に焼きあがった! 出来立て“ゼロ歳”の跨ぎ鬼の収縮率もほぼ計算通りにいき、隣の“大先輩”と同寸法となった。 欠損部をあちこち修復し再焼成したその大先輩の古鬼も、ビシッとキリッとオトコマエに仕上がったようだ(-…

難しさは楽しさ…

古彩色瓦“銀古美”の窯出しから…「刻み袖」 地元の景観形成重要建築物敷地内の蔵の改修に使用する。 通常の袖瓦と比べると垂れ寸法が大きく、葺き足も短く刻む「刻み袖」…昔から伝統的民家意匠として本瓦葺き屋根の破風を飾ることが多いが、施工に際しての合…

小豆島と淡路島の素敵な関係…

盆前の窯出しも終盤…小豆島で建築中の“オリーブ研究所”の大きな片流れ屋根のトップに使用する「逆一文字瓦」がすべて焼きあがった! さて、選別でどれだけ生き残るか…? 正味120枚必要なところ136枚を製作したが、前回、前々回のロットでまあまあロス(焼きね…

「本分」…本来果たすべき務め、責任、役割

京都の100年町家の葺き替えが完工! 南北隣家との境界ゼロ…そして屋根まで繋がった難題だらけの現場。 事前の打合せで、野地のレベルや板金の納め方、さらに隣家解体時の屋根分離&復旧まで見越しての割付けや仕舞い方検討のおかげで、この条件下ではベストな…

京都 一乗寺の家

狭小路の奥、接道ゼロの敷地における建築家の自邸計画。 建主の心の風景であるという比叡山を望み、山々の稜線が周辺住宅と織りなす屋並みの関係性と調和するように豊かな景色を描く。 銀古美の仕様はオーソドックス。 石持万十軒に、棟は熨斗2段と素丸伏せ…

鯛の鯛にあやかって…

今宵、富山から瓦を引取りに来てくれた葺き師ご夫婦と地元名物の“めで鯛”活き造りと宝楽焼きを囲む! 酒の肴はもちろん鯛と瓦… やはり瓦を愛する男との談義は楽しいなぁ(^^) 現場は先日施主ご家族が火入れ式にお越しいただいた新築計画…名入れの瓦と作り手の…

もう一度、建築に安心と美しさを…

別冊 太陽「建築家 堀部安嗣」 −平凡社− 届きました! さぬき「時の納屋」はじめ、銀古美という瓦で堀部さんの仕事に伴走できること光栄です。 銀古美の本瓦葺きの活躍する姿もちらっと見れて安心した(^^) 堀部さん曰く… 「本瓦いいですよ〜、悠久の時を感じ…

面影を紡ぐ…

徳島 徳善寺の瓦葺きもいよいよクライマックス…仕上げの隅棟4本の棟積みで完工だ! 降り棟に再登板した200歳の古鬼達も、銀古美で焼き直され少しビシッと引き締まった様子で、当時の面影と物語をさりげなく紡ぐ。 焼こうが砕こうがこの世から絶対に消えるこ…