極細マッチョを維持するため(笑)ほぼ毎晩ジョギングをしているが、いつもの時間帯にオリオン座が昇りだした…冬が来た。
もう14年ほど前に、まだ肉眼で天の川が見えるほど美しい淡路島の夜空に魅かれ、一眼レフで星のキセキを描き続けたなぁ。
撮りためた星景写真もあちこちで個展をさせていただいたり、新聞や観光雑誌でも掲載いただいたり…。そういえば50枚近く母校小学校にも提供し何年も校内に掲示されてたなぁ!
「瓦」しか頭にない“瓦バカ”にしては嘘のようですが…これら全て自身で撮ったものです(笑)
今の閉塞感漂う世の中にあって、下ばかり向いている方はぜひ見上げてみてください…世界は変わらずこんなにも美しいんだよってことに気付いてほしい(^^)
[ 個展で綴ったメッセージ ]
瓦をつくる者として、日本の美しい景観があまりにも無情に失われつつあることへの危機感と、だからこそ生まれる強い渇望の念からか、日々の生活のなかにおいて無意識に、少なくなりつつある日本らしい家並みを追い求めてしまう。
またそんな意識をもってこの島の声に耳を傾けると、空、海、大地、風、人…身近に溢れるまだまだ素晴らしきこの地にしかない価値に改めて気付くことができる。
どうしても俯きがちになる日々…そんな時こそこの島の価値を求めて胸を張り見上げてみてください。
輝く朝陽、爽快な青空、芸術的なまでの夕景、そして煌めく星空が、大きな包容力をもって優しく包んでくれていることに気付くはずだ。
瓦師としてカメラを持ち、日本らしい景観やそれを構成する瓦屋根の存在価値の大きさを改めて思い知った。
そんな時、ファインダーを通して飛び込んでくるこの島のありのままの姿は、まだあまりにも素敵なものであり、すべてが失いがたき宝物であるということを知りえる。
そんな宝物の一つ、夜に追いかけた星空を撮りためてみました。
子供の頃まだ小さな手を伸ばした天の川、降ってきそうなほどの満天の星たち、神話を想い描いて探した星座の姿…。
俯いてばかりではなく、このロマンティックな星景ともう一度出会ってみてください。
そこにあるのは、かけがえのない宝物。
「故郷は 近くにありて 想うもの」
・その地に住む人だからこそ、その地にしかない価値を知るべきであり
・その地に住む人だからこそ、その地にしかない価値を伝えるべきであり
・その地に住む人だからこそ、その地にしかない価値を未来へと繋げるべきであり
・その地に住む人だからこそ、その地にしかない価値を新たに創り出すべきである
見上げてみてください、星の煌めく夜の島空を…。
道上大輔‐Daisuke Michikami‐
写真家でもなければアーティストでもありませんが、一人の瓦師としてこの変わりゆく日本の景観を憂いつつ、まだまだ身近に溢れる美しきこの国の景(すがた)を伝えたい。
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