未来考房/瓦人 ~gajin~

和瓦とその未来を創る淡路島の瓦師ブログ

伝統工法の家

世界のANDO建築で「銀古美」の設計打合せ! コンクリート建築の中ですが、デザインが進められているのは純然たる伝統工法の家!とても魅力的で面白い建築プロジェクト…粛々と取り組みたいと思います!

さすらいのトラック野郎「子連れ狼の巻〜🐺」

さあ「初荷幟」をおっ立てて行ってまいりましたよ〜! 日曜日だし、冬休みボケの末っ子らを助手に強制連行 現場はJR高架の真下…ということで、レッカースペースも休日しか使用はダメとのことで、この三連休に一気に着工でした! 用意してもらった木箱にじゃ…

鬼瓦〜Ridge-end tile “Japanese gargoyle”〜

桜の咲く頃の着工を目指して年末から正月返上で造形が進んでいます。 土と手と道具と感性がつくる一つの日本の伝統美は、100年先の未来に物語を伝えます。

「想い」を纏う屋根・・・

2017.11.3 火入れ式の家も無事に屋根工事が終わりました。 大きな切妻屋根はまるで瀬戸内の穏やかな海のように風景にとけ込みます。 晴れの日には青白く、雨の日は艶黒く、夕暮れ時には黄金色に染まり…四季折々、時々刻々 空の色を映しながら、その土地に永…

淡路土 古代いぶし瓦「銀古美‐antique smoked silver-」

年末の挨拶回りしながら現場にもお邪魔してきました。 土のように素朴な質感が風景を創る、古色に焼き上げた「銀古美」の屋根。いぶし銀の瓦とはまた違う、逞しくも洗練された上品な雰囲気を纏うのが印象的でした。 室内へと自然光を届けるガラス瓦も綺麗で…

monokawara ~はじめの一歩~

Christmas eve eveに、ほっこり心あたたまる手仕事^^ 生まれたばかりの赤ちゃんのプニプニした足!誕生記念足型瓦の製作です。 いつも7cmぐらいの子が多いんですけど、この子は8cm超! きっとビッグベビーなのか?将来ビッグになるのか?勝手に想像しながら…

サンタクロースも最大積載量(*^^*)

重伝建地区プロジェクト!みんなが「夢」見てる時間に出発して、サンタクロース気分で「夢(甍)」満載の大栄號は、年内最後の物件改修で漁港到着〜 現場で撤去された廃材も舟で戻ってきます!で、廃材降ろしが終わったらこのプロジェクトのルーティーン…漢た…

世界のなかの淡路島にある瓦の町…

NHK国際放送のオンデマンド配信が始まりました!30分番組…もちろん全部英語ですが、なぜかスーッと入ってくるのでぜひご覧ください^^マブダチのモデル アランとの英会話は必見です(笑)鬼瓦、カラテ瓦…同世代の瓦師みんなによる多様でオリジナルなチャレンジ…

グローバルコミュニケーション!!

香港から来日されたライターさん…日本伝統工芸の本を書かれるそうで、撮影にインタビューにと、正午から19時までマンツーマンで濃密な時間を過ごしました。 国境を越えた対話は面白く、伝統・文化や風習についてカタコトの英語でじっくりと理解し合い、そこ…

No fashion , No golf!!

-kawara putter project- 今回は、いぶし銀と銀古美の二種類。 これだけ女子率も高くなり、もはやゴルフはファッションの時代…世界に一つのビンテージな瓦ヘッドには、色気満点の真っ赤なグリップでコーディネート^^ 磨き上げたフェイスも風景を映し、一度…

“根っこ”をつくる仕事…

先日、前橋工科大学 総合デザイン工学科でゲスト講師として登壇いたしました。 建築家やデザイナーを目指す学生に、学術と技術以外の第三の術として、文化論や精神論をベースにした純粋な「作り手の想い」を伝えるべく講義しました! この三術をバランスよく…

平安神宮「京都・時代祭館 十二十二 (トニトニ) 」

深い緑釉の碧瓦が美しい平安神宮境内に、平安遷都1100年を記念して造営された文化・商業施設が誕生します。平安遷都の日にあたる10月22日に、平安神宮で記念祭として行われたことから始まる「時代祭」をいつでも擬似体感することができ、京都の歴史を最新の…

その土地に流れる風…土佐

徳島南端〜室戸〜高知と走った500㎞…惹かれるのはやはり物語のある風景。漆喰壁に水切り瓦が美しい重伝建地区の吉良川町では、古代いぶし瓦「銀古美」の屋根も100年景と調和していました。 藁焼き鰹も含めて、その土地だけに吹く風はやっぱりキラキラと輝い…

その土地に流れる風…中山道 深谷宿

現場めぐり…西日本とはテイストの違う蔵屋根文化に、この土地にしかない空気感とともに歴史と対話してきました。見慣れない瓦ガラは、職人達の譲れない美意識がなせる足詰めの名残り…。 以前施工した石蔵の佇まいは、ただただ美しく…本物でしか醸し出せない…

monokawara -sign- “white & smoked silver”

雪の季節に似合う、白釉が表現する上品で洗練された表情…シンプルな瓦表札が出来ました。 同じ仕様でいぶし銀タイプもあり、二つのコントラストが面白いです。 表玄関と勝手口…どちらにどのタイプが掲げられるのか楽しみですね ^^ size:W250×H70×D15

銀古美-antique smoked silver-「地べた瓦」

土を敷く、地べたに横たわる…そんな「土間」という名に見合う、土の質感たっぷりな銀古美の敷き瓦が焼けました! 同じ土を焼いても、いぶし銀の一枚と比べるとテイストの違いが面白い! もちろん摩耗にも強い堅牢な瓦…やがて大地に還るまで、その前段階とし…

「ふるさとは 近くにありて 想うもの」

「兵庫探訪」でお越しの兵庫県建築士会 北播磨支部の皆さんに瓦講義^^ 丹下健三氏 設計の「若人の広場」を見学後、午後から瓦工場で「日本風景の必需品」の勉強です!風景を構成し、長く残る「建築」というものを生み出していかれる皆さんと、多くを共有でき…

重伝建地区プロジェクト…「修景」

早朝の連絡船で、特注の復元棟冠瓦を届けてきました。 島では年末に向けあちこちで改修工事も佳境…限界集落のはずが、そこかしこで職人たちの息づかいに触れると、どこか活気さえ感じさせるのが面白い。 完工した銀古美の屋根は、違和感なく100年景にとけ込…

円坐 -maruza-で描く物語…

オリジナルオーダーで、青緑釉によるキレイなturquoise blueの円坐が焼けました。 ある公共建築の土間へと、その場所が持つ歴史と物語へのリスペクトを込めたデザインでレイアウトされます。 一つ一つが豊かな表情と景色を持つブルーの円坐…設計者の込めた深…

なにか大事なモノとコトの欠落?

今日の設計相談案件からの考察… よく考えると、住宅建築に際し「和風にする?洋風にする?」って議論が起きること自体、文化的に成熟した先進国では日本だけのような気がします。 ヨーロッパに代表されるように、その土地でとれる素材を用い、その土地で培わ…

物語のある家へと…

11/3の火入れ式の家…無事に上棟し、工事が始まりました。 子供たちの手足型を彫った記念瓦も追いかけて焼き上がりました。 この一枚が屋根の一部、建築の一部として50年・100年と想いと物語を繋げます。 将来子供たちが屋根にのぼる機会があり、この瓦を見つ…

さすらいのトラック野郎『涙の連絡船 ♪』

今日も3時過ぎに起きて重伝建プロジェクトへ…眠たぁ~(+o+) 今回の積出し港はなんと島の人々の足替わりである連絡船!! 夜明けに港につくと、思わず都はるみの「連絡~船~の~♪ 着く~港~♪」が頭に流れてきたタナバタ野郎です(笑) そんなこんなで、あっち…

さすらいのトラック野郎 岸壁の母の巻〜^^

「母は来まし〜た〜、今日〜も来〜た〜♪ こ〜の岸壁に〜、今日も来た〜」ということで、片道3時間…道中は演歌を熱唱しながら6:30漁港到着〜 本日も重伝建プロジェクトで舟積み任務です 冬の時化で波しぶきを頬に受けながら(ウソ!ベタ凪でした^з^)、板子一枚…

冬の窯場あるある…(^^;

別注の瓦…さて、これは何でしょう? 大きなプレートが L 字で横たわっています。 あっちに倒し、こっちに倒し、立てては寝かせ、寝かせては立てて…。 なんせ一気に寒くなったおかげで、乾燥が大変な時期になってきました。 おかげで唯一の熱源…瓦工場の窯場…

いろんな手仕事のプロがいるもんです(#^^#)

フルーツ・ベジタブル・ソープなどを美しい立体造形で彫りあげるカービングの先生が瓦コースターづくり^^ どうも土には悪戦苦闘らしく…でも、使い慣れたカービングナイフを駆使して、フリーハンドで描かれたダリアの花紋様を見事に仕上げました。 同じくカー…

火入れ式『出羽伝』

阿波のまちなみ研究会…およそ20年にもわたり調査等に長い時間を費やされ、このたびの重伝建地区指定の実現へとご尽力された建築士の皆さまをお迎えしての火入れ式。 集落の歴史と物語を未来に伝える…去来する感慨深い想いを書で表されました。 その想いとと…

原風景と物語ごと復元します…^^

重伝建地区プロジェクト…手作りした七寸角桟棟瓦が、無事に『銀古美』のレトロでヴィンテージ感抜群な質感で焼き上がりました。 収縮率、行儀…いろいろ心配はありましたがなんとか(^^; 施工に際して、合い口の多少の合端は葺き師にゆだねます! 来年度以降の…

「ふるさとは 近くにありて 想うもの」

ITC例会 ゲスト講師で講演でした^^ 「インターナショナル トーストミストレス クラブ(ITC)」は、女性が世に出ていく時代を予見したアーネスティン ホワイト女史(1904~1943)の指導の下、1938年にアメリカ合衆国サンフランシスコで設立され、現在ITC(Intern…

1,400年と400年続くデザイン!!

今日の現場は久しぶりの本葺き!! 民家で本葺きは淡路島や徳島、和歌山に多いんですよね~。 なんと立派なお屋敷…なのに、葺き替えは裏の裏のそのまた奥の一部分だけ でも簡略和瓦と違って三倍の枚数は必要になるので、これでも一人前の一車になってます('◇…

伝統構法×瓦

全国の大学生を対象に毎年行われている「伝統構法」住宅の設計コンペ…。 その記念品としての瓦坐を今年も送ります^^ PP素材の専用boxは、四季の紋様が中心で折り重なるように自らデザインしました。 丁寧に折り紙を折るように、四季折々の美しい時-toki-を重…