「倉敷の家」の瓦葺きがようやく完工した!
主屋根には“木瓦”、客間には“和瓦”…ともに銀古美の焼成術により一枚一枚豊かな表情で景色を描く。
木瓦は縦桟(9×90)と横桟(30×30)で39㎜高の下地に、本体3枚重ねでさらに45㎜の葺き厚を合わせて野地面から84㎜以上あるにも関わらず、こけら葺きのようにまったく厚みを感じさせず、なんなら緑青(ろくしょう)にエイジングした既存 銅板屋根と遜色ない薄いシルエットで、この築60年近い数寄屋風建築をアップデートする。
美観地区のすぐそばで新たに一つの“美観”を創ることができた。
これが瓦という素材のチカラだ!
この度は素晴らしいプロジェクトにお声がけいただきありがとうございました(^^)
設計:武井 誠 + 鍋島 千恵/TNA
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