鳴門の古民家再生現場も長丁場の瓦葺きがほぼ完成…ここでは普段なかなか出来ない表現を色々チャレンジさせていただいた。
[ 瓦仕様 ]
⚪︎大屋根:銀古美 平瓦と古素丸による本葺き
*軒巴と軒唐草を省き素朴な意匠を表現。
⚪︎下屋根:銀古美 桟瓦葺き
*軒を桟瓦で葺きさらし輪郭を軽やかに。
⚪︎鬼瓦:古鬼瓦を全て修復し再利用
*再焼成、部分復元、家紋製作…等。
⚪︎棟:小反り熨斗の目地積み(透かし積み)
*元意匠にならいレトロな雰囲気を表現。
単なる復元・再生ではなく、100年以上続いた景(すがた)を現代的アプローチでアップデートする…伝統的瓦のポテンシャルを大いに発揮出来たとても遣り甲斐ある仕事だった!
なによりこの地で長く続いた風景を損なうことなく、次代へと繋ぐことができたのが良かった。
この建築の第二の人生に大いに期待したい(^^)
設計/くすの木建築研究所
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