今日の古彩色瓦“銀古美”の窯出しから…
熨斗(のし)瓦を一枚一枚目で見て、感も活かしながら、反りや起り(むくり)の行儀を選別。
ここで問題…[熨斗]の意味って知ってますか?
熨斗(熨斗鮑)とは、もともとはあわび貝を薄くのして干したもので生ものの象徴であり、神仏への供え物という思想に原点があり、そのため大切なものを包む紙を熨斗という。
=建築(大切なもの)の棟を包む瓦を“熨斗”と呼ぶのは言わずもがな。
決して、空手家が割るためにあるんじゃないよ(笑)
それにしても今回の焼き色も、藍墨~薄墨~銀鼠~灰青…と“銀古美”の焼成術が生み出す絶妙な色彩グラデーションが美しい(^^)
#熨斗 #熨斗紙 #熨斗瓦
#供物 #空手 #瓦割り