年末に地葺き追い込み中の「淡路島の家」
ふと見ると多彩な平瓦の表情が綺麗だ。
“銀古美”の焼成術は、瓦一枚一枚の個性を引き出す焼きものとしての醍醐味…とくに曇っているとその表情と景色はとても豊かだ。
銀鼠に薄墨に藤鼠に浅葱鼠…美しい和色のグラデーションは、計算では描けない自然が為す仕事。
面白きもなき均一均質な工業製品信奉に一石を投じるモノづくりである。
今から出番の跨ぎ鬼は共に素朴な銀鼠かな?
焼きものとしての“本来の瓦らしさ”、そしてそれが織り成し創る“新しき良き”風景…こうして一軒一軒の計画を積み重ね取り戻していきたいなぁ(^^)
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