2020-01-01から1年間の記事一覧
お世話になっている徳島の得意先親方から活き活きの伊勢海老がたくさん届きました!! とりあえず“男の料理”…土や瓦と違って動くので難しい^^; 命をいただくことに感謝の気持ちを込めて、一丁前に捌かせていただきましたm(_ _)m ではでは、いただきます〜(^^…
ホテルからの急ぎのオーダーで「箸瓦 -hashigawara-」づくり! 型を用いない朴訥なカタチはすべて手びねり…これがまた指が攣りそうになる(汗) 流線のアレンジも入れつつの…仕事の合間に一つ、また一つと。 もう20年続く、この用の美ともいえる“デザインのな…
まもなく瓦葺きに入る屋根面積100坪ほどある端正なデザインの建築…葺き師による軒の一文字瓦300枚と袖瓦200枚の合端が続きます。 焼き物特有のねじれや反りを選別し、行儀の良い子とそうでない子を見極め、時にじゃじゃ馬のような個体も大奮(粉)戦しながら躾…
昏から橙、琥珀、鉄錆、焦茶へ…そして青碧にも見えたかと思えば、薄墨から漆黒へと。 瞬く間に変化していく秋の夕景のような色彩グラデーションは、人の手では決して描けなくとも、土と炎がいとも簡単に表現する。 窯変焼きの瓦ピースがつくるこんな壁も面白…
昨日はお世話になっている工務店のコンペでした⛳️ 瓦屋根と紅葉は、テッパンの絵になるコラボレーション! ゴルフ場でも、あちこちで思わずハッとするほど美しい紅葉シーンがあった。 もちろんパターは鬼瓦…このゴルフ場にある瓦(パター)と緑、瓦(パター)と…
毎年恒例、書家とのコラボレーション…来年の干支「丑」の躍動的な書が瓦コースターとしてテーブルシーンで活躍します! プロフェッショナルによる“書”と、土を焼いただけの“瓦”は、共に生命力に満ち溢れます!! 限定製作につき、まさしくプレミアムな逸品で…
高松の神社新築工事…棟梁の彫り物はいつも繊細で躍動感にあふれる! 拝殿の大棟積みは、これでもまだ道半ば…下甍から熨斗が最終16段積みあがります。 もはや跨げない“絶壁”!!(^^) 拝殿の主屋根は本葺き九寸判、向拝唐破風屋根は八寸判で適材適所の仕様…猫…
徳島の家…小さな子供たちもしっかりと立ち会っての火入れ式。 “土地と住まい”の安寧を祈念した書は達筆で、家づくりに込めるご家族の真摯な想いが伝わります。 吉日と家族の名を刻まれた瓦は屋根に葺かれ、想いと物語は次世代へと紡がれる。 最後に火が入り…
讃岐の家…切妻二枚が交差する屋根の一枚が“銀古美”の瓦葺き完成。 棟を包む甍覆の巴は、神社における“神明造り”にインスピレーションを得たデザインですが、シンプルであって禅とミニマリズムの世界感を表現。 安っぽくなりがちな棟冠瓦の一本伏せ意匠に、“…
NHK「Live Loveひょうご」 放送日:11/16(月) 18:30〜19:00 (放送エリア:兵庫県内) ▶︎ https://www4.nhk.or.jp/P5588/NHK「ぐるっと関西おひるまえ」 放送日:11/17(火) 11:30〜12:00 (放送エリア:近畿2府4県と徳島) ▶︎ https://www4.nhk.or.jp/P2702/ 瓦…
今回組み上がった2本は、どちらもネーム彫りのオーダー…内1本はグリップもスーパーストロークにカスタム! *ついでにトリコロールカラーのヘッドカバーを用意しました^^ 一本一本すべて手作り…物語の宿る瓦パターは、日本のあちこちできっと楽しいゴルフシ…
古彩色瓦“銀古美”の熨斗瓦選別。 一枚一枚、反りや起り(むくり)の行儀を確かめながらの選別。 今日は少しだけだが起りの個体が出てしまった。 熨斗(熨斗鮑)とは、神仏への供え物という思想に原点がある。 大切なものを熨斗紙で包む…建築の棟を包む瓦を“熨斗”…
今朝も早朝6時から瓦づくりを開始し、仕上げは日の入りギリギリで「淡路島の家」新築現場へ”銀古美“を積んでトラック野郎(^^) いい家です! 棟木、梁、桁、母屋…木の大きさ・太さは理屈ではなく人に絶対的な安心感を与える。 この構造に負けない、同じく住ま…
無機質な街並みでふと出会う柔らかい土の質感…こんな素材のファサードには惹かれる。 70年の歴史あるテーラーの外壁を包むビンテージ瓦タイル「soil」。 “銀古美”の焼成技術が創りだす世界観は、時間軸を壊さず美しく繋ぐ! ・ #瓦 #リノベーション #大栄窯…
古彩色“銀古美”の瓦葺き…軒も桟瓦仕舞いで潔いシャープなラインを描き、面土部分は手作り軒面土瓦が美しく収まる。 二枚の大きな切妻屋根の交差部も、無事に“雨の道”がつくられました! 俯瞰で見ると、銀古美らしく千枚千様の焼き色が、光の移り変わりで脈打…
色づく季節、瓦も紅葉せり。 秋雨に濡れその色気を一段と増す古瓦は美しい。 絵になり詩になり歌になる…土を焼いただけの瓦なればこそ。 #紅葉 #瓦 #古瓦
今日は屋根改修に伴う火入れ式。 長年暮らしを守り続けた瓦が役目を終え、このたび新しく葺き替えられる。 ご家族で家の“歴史”に想いに馳せ、“未来”に想いを込め、厳粛に、和やかに、儀式に臨まれました(^^) 込めた想いは「栄」…昔大工棟梁だったというお爺…
ずいぶん昔にデザインしたシンプルな瓦ランプシェードですが、久々のオーダーはH:600㎜の大きな四角錐(ピラミッド)! 季節的にクリスマスツリーのイメージと重なり、どこか神聖な空気感を纏う。 ココロあたたまる灯り…“瓦”が創ります(^^) #ランプシェード #…
今日は終日 古彩色瓦“銀古美”をひたすら手詰め&手巻き! 手厚くあちこちに真心段ボール…愛情込めてつくった瓦は、愛情込めて葺いてもらうために、愛情込めて梱包して送り届けます(^^) こちらは美しい数奇屋デザインの屋根を包む予定…軒瓦は一文字、棟は熨斗…
今日の“銀古美”の結束・梱包風景から… 新聞を有効利用して一枚一枚真心梱包していく過程で、窯元あるあるですがチラチラと見流す程度のはずが記事の内容が妙に頭に入ってきます。 コロナ、マスク、修学旅行の中止、芸能人の自殺…さすがにここ半年以上、本当…
京都でお世話になったちょうど100年建築の文化財改修…軒瓦も出来るだけ再使用し、新旧共存の姿が美しい。 100年経とうが、こうして現在の瓦と一緒に違和感なく施工出来るこの互換性こそが、まさしく建築建材としての本当の意味でのサステナブルな魅力! さか…
10年前に兵庫県主催の環境未来島プロジェクトで提言させていただいた「木・土・紙・石の家プロジェクト」…古来より自然と密接に関わりながら生命を維持してきた人類の英知が結集した建築の一つのカタチ。 “大自然”を五感に感じながら「生かされている」とい…
ファサードを包む豊かな素材感…木の建築に土を焼いただけの瓦はよく合う。 屋根に代わり壁となっても日本伝統の「瓦」はやはり風景を纏い、風景を創り、風景を繋げる。 瓦タイル「soil」(color : 晩景) *online store → https://www.e-kenzai.jp/items/data…
今日は、ある海外プロジェクトの取材&撮影! プロダクトとしての“kawara”をデザインし、求めるカタチにするために、風土を知り、土を化学し、瓦を哲学する。 掘り下げて本質を理解すればするほど、素材としての瓦の深淵なる魅力を知る。 それにしても撮影ク…
オリジナルオーダーの瓦製手洗いボール…丸と長方形の二つのデザイン! 丸仕様:W400:H150 角仕様:W450:D300:H150 釉薬を施さない瓦の洗面ボールは、屋根と同じく流水をぴちゃぴちゃと弾くことなく、しっとり静かに受け止め流す…まさしく瓦本来のパフォー…
古彩色瓦“銀古美”のプロジェクトがこれから続きます! こちらは大きな二枚の切妻屋根が、通常の棟違いではなく、互いに交差するデザイン。 表情豊かな銀古美×焼き杉外壁で、とても優しい空気感を纏う建築となりそうです^^ ・かたやまた別の新築プロジェクト…
道すがら、ハッと息をのむシーン! この場このアングルで赤ポストを設置した人の感性にリスペクト(^^) #ポスト #郵便ポスト #赤いポスト #赤いポストのある風景
淡路島の家…50歳の離れ屋根改修相談! 平部は土葺きで釘もなし…四方吹きさらしのこの立地で、阪神大震災はじめ幾多の地震や台風に遭うもしっかりと意匠を保つ。 先人の職人達が素材を厳選して器量・技量目一杯を注いだ“土地に根差した”仕事は、この生き様を…
淡路島の小さな小さな神社の新築工事…ピリッとスパイスを効かせて小瓦で小粋に葺きあがりました。 最焼成して“いぶし銀”に化粧直しした100歳の鬼瓦と菊紋巴も、誇らしげにまた100年先を見据えて褌を締め直し(^^) これからも変わらずひっそりとこの海景を見晴…
古彩色“銀古美”による関東伝統意匠の躍動感ある屋根が完成! 復元経ノ巻鬼もビンテージな焼き色をもって、すでに100年あり続けるような風格を纏う。 住職様のお話によると、ある檀家の方から「せっかく改修してるのに、屋根も新しくすればよかったのに…」と…