大阪 豊中の家…街中に取り残されたように佇む立派な旧家の改修で“銀古美”の瓦葺きが進む。
主屋の大屋根が仕上がり、下屋根の大工工事を待つ間、蔵屋根を瓦葺き中…別注で製作した大きな跨ぎ鬼が“谷建て”で無事に設置された。
銀古美オリジナルのこの一本筋だけが入った端正な鬼瓦をデザインしたのは5年前…余白の大きさに哲学と風格を纏わせた。
周囲は市街地だが、マットな古彩色“銀古美”の瓦屋根が、この家の歴史と共にこの地の原風景の記憶を繋ぎ、物語の続きを綴る。
この鬼瓦の余白には、きっとこれから100年の情景が映されていく…。
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瓦葺き:株式会社興津商店
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