それはピタゴラスイッチのようにコミカルに…
またはスキーのリフトのようなワクワク感も…
今日の瓦づくりは、朝から流れてくる桟瓦の白地(乾燥素地)を焼成コンテナにひたすら積み込んでます。
1日のロット分を積み終わるまで、この場から動けないストイックなミッションだ(笑)
この積み込む深さが瓦の行儀にとって肝…その日の白地の仕上がり具合に合わせて深い浅いを微調整しながらの積み込み…これが焼きあがったあとの歩留まりに直結するから単純作業に見えて実は全集中だ⤴︎⤴︎⤴︎
まあ、20年以上やってる百戦錬磨の手にかかれば、目をつむってても体が勝手に動き、機械より精度よく積み込んでいく。
この“精度”とは、融通の効かない機械と違い、ヒトの目と経験と勘による絶妙のファジー感を発揮出来るってこと!
瓦づくりとは、“焼きもの”と“工業製品”とのはざまで苦闘するモノづくり…天然の土を水で練って焼くだけの、この1,000年以上続く仕事をしている立場からすると、工業製品の土俵から脱却することが本来の魅力を取り戻し、瓦の未来に繋がるんだと思うんだけどなぁ(^^)
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