建築家の自邸計画@銀古美
本瓦葺きの素丸は通常5寸幅のところを4.5寸幅タイプで製作し、淡路島の玉ねぎ小屋のような繊細で素朴な陰影美を演出する。
屋根構造の都合で一部にその4.5寸幅の「袖丸瓦」が必要となり、金型がないため完全手作り。
昨日の窯出しでそれらも無事焼きあがり、仮並ベしても長さ7寸ある垂れの具合も上出来だ!
垂れが7寸ともなると、腕で抱えるともはや着物の“留め袖“(笑)。これが“振り袖”レベルになるともっと難しいだろう^^;
カタログにないパーツを、設計者のイマジネーションとクリエイションを実現するため、こうしてたった数枚からでも手作りで対応できることが伝統的手工業である瓦づくりの優れた一面…ということで、もっと無理難題(振り袖?)をお待ちしていますwww
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