建築家ご夫婦の自邸project…素朴な”農家住宅“がほぼ竣工。
焼杉とマットな質感の”銀古美“は本当に相性が良く、軒出寸法1,200㎜超がつくるプロポーションは、深い陰影をもって”日本的美しさ“を纏う。
シンプルなシルエットを求めるとガルバリウムありきのような風潮があるが、どう違う?ってほど瓦屋根であって潔くシンプルだ!
伝統的に数百種類もあるパーツの組み合わせで如何様にも意匠を表現できるのは、歴史ある和瓦の本領だと思う。
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【銀古美:仕様詳細】
軒:鎌軒瓦 ケラバ:普通袖瓦
棟:櫛面土瓦+熨斗2段(影積み)+素丸瓦
(*2段目を1段目より一寸出してより深い陰影で魅せるため、1段目の熨斗を割ったあと全てカットして幅詰めしている)
拝み部:石持(こくもち)巴に、棟端部の同じく石持巴を被せた“追いかけ巴”仕様
▶︎ https://gajin.hatenablog.com/entry/2021/08/30/123004
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