竹かんむりに土、瓦、木と書いて“築”…それを建てると書いて“建築”。
[ 淡路島 宝生時 ]
まさしくそれを絵に書いた通りの現場に昨日瓦割りに…軒〜向拝箕甲と各部問題なく納まりそうだ!
それにしても宮大工の仕事はダイナミックで見ていてワクワクし…なんなら童心にかえる心地がするのが不思議だ^^
野地の線を描くのも、ボールチェーンをベースにしつつも経験値に基づく“感”で即座に決めていくのが潔い!
瓦チームも同じくボールチェーンで稚児棟〜隅棟の線をシミュレーションしてきた。
左官チームの壁づくりも開始し、丁寧に編まれた竹小舞は神聖ささえ纏い、切り藁と土だけで練る素材がとにかく美しい!
ここには“築”の字を構成する100年以上先を見据えた素材や仕事だけが存在し、確かに“建築を造っている”という空気感に満ちている。
竹かんむりに土、瓦、木…1,000年以上持続してきた揺るぎない素材と技術。
この素晴らしい建築に敬意を込めて、来週から本格的に“銀古美”の瓦葺き開始だ!!
ーーーーーーーーーーーー
#淡路工舎 #宝生寺 #伝統構法
#伝統建築 #社寺建築 #宮大工
#淡路島の家 #銀古美 #手刻み
#石場建て #竹小舞
#土壁 #漆喰