宝生寺で古代鬼面の隅鬼とニノ鬼の棟積みシミュレーション!
棟幅、捨て熨斗の枚数、目地の寸法など、より美しい仕上がりを葺き師達と検討し合い、方向性が決まった末に…鬼が立ちました(^^)
「鬼瓦」って例えば名入れしたり、“鬼建て式”のある現場もあったりと、瓦屋根においても特にシンボリックな存在であり、それは単なる建材ではなく、諸願の込められた神聖なものへと昇華する。
もう15年ほど続けている「火入れ式」もそうだが、“土を焼く”というおよそ人のチカラの遥か及ばない次元での“仕事”に向き合うと、不思議と手を合わせるという所作が自然と生まれる。
この自然に対する畏敬と感謝の念をもってする瓦づくり、ひいては日本の建築とは一つの美しき神事だと思う。
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