和歌山…まちの歴史的風致を形成するかつて酒蔵の店舗棟だった明治後期の登録有形文化財建築改修計画。
土、木、竹、漆喰、瓦という素材と手仕事のチカラで、無事に百世の安堵を感じる面影が丁寧に継承された。
屋根では風雪に耐えた古瓦も一部再利用し、平瓦はじめ残り大部分は古彩色に焼いた“銀古美”が補った。
新しきは古きを助け、古きは新しきを教え諭し、新古の瓦が織りまざる様が微笑ましく…この互換性と普遍性こそ和瓦の本領。
それにしても屋根上から見晴らす風景はさすが風致地区…折り重なる瓦屋根が美しく、その屋並みのもとにある人の関係もきっと折り重なる。
この美しき風景と物語を日本中に取り戻すことが僕のライフワークだ(^^)
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