“銀古美”の窯出しから…
通常判よりひと回り小さい64判の瓦達。
重伝建地区の文化財建築改修プロジェクトだけに、改修前に合わせて上屋根は56判、下屋根は64判で葺く。
猫も杓子も“53判のひとつ覚え”な瓦屋根…屋根/庇/門/塀…とスケールや用途に応じて昔から多種多様なサイズがあり、それは先人の目利きと美意識により培われてきた伝統素材の奥深い魅力である。
49判>53判>56判>58判>60判>64判>80判>100判(それぞれ1坪の必要枚数)…ほんの数㎝・数㎜ずつの差だが、譲れないスケール感や美意識は大切にしたい。
この数値で規格化できない“感覚”を信じ、昔からあったままの面影を繋ぐ…つくったものが永く残る僕らの仕事の醍醐味だ(^^)
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