和歌山…伝統建築が居並ぶ風致地区の角地に建つ文化財建築の改修プロジェクト。
曳家され無事に耐震改修済みの屋根は、元の瓦も選別・再使用しつつ、古建築の赴きを継承すべく“銀古美”の本葺きで絶賛工事中!
銀古美焼成の“新しい”瓦達は、古瓦との調和も塩梅良く、同じく古建築との相性も良く、つまり古い町並みの風情を損なわない。
「風致」とは「おもむき、あじわい、風趣」の意…瓦屋根が本来纏うべきこれら形容詞に見合う佇まいは、銀古美という瓦が創る。
それにしても土あり、漆喰あり、瓦あり、複雑な木組みあり…久々に“ニッポンの建築現場”らしき空気感が心地良い!
窓の華奢な木格子など粋な細工や設えも継承され、歴史資料館となって生まれ変わるのが楽しみです(^^)
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