東林院 弥勒堂新築プロジェクト「素丸葺き」。
法改正で緊結のガイドラインが新しくなり、数千枚もある素丸瓦も全数緊結だ(汗)
1,400年という悠久の瓦史を振り返ってみても果たしてこれが絶対の正解かどうかも判断は出来ず、伝統素材、伝統建築、伝統構法にとっては理不尽でなかなか窮屈な面もあるが、本意・不本意に関わらずこうして時代の要請に応えていく本当の意味は、“瓦が落ちないため”に緊結するのではなく、将来“瓦屋根というものを失わないため”に緊結するということだ!
とにかく…僕ら瓦師と葺き師は、屋根の反りの美しさを引き出すため、緊結方法が変わろうがひたすらこの硬い瓦で柔らかく流麗な曲線を描いていくのみ。
学術・技術・芸術の三術が揃った仕事は、きっと長持ちするはずだ(^^)
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