鳴門の東林院 弥勒堂新築プロジェクトが本日ようやく瓦葺き完工!
火入れ式に始まった瓦づくりと屋根づくりは一つの区切りを迎えた。
[火入れ式 −密厳−]
▶︎https://gajin.hatenablog.com/entry/2022/09/02/173119
銀古美の焼成術による瓦一枚一枚の表情がもはや風格良く、またとても素朴で自然な風合いが境内の古建築と里山景に馴染む。
火入れ式で副住職が書に表した「密厳」…その深奥に込められた想いが結実し、美しい風景を描けたと思う。
社寺建築は100年の計をもって取り組まれる。
それを評価・証明するのは未来の人だが、100年後も美しい瓦と屋根を目指したい。
本プロジェクトでは、香川と淡路島からも葺き師達に長く応援いただいた。
おかげで素晴らしい実績を残すことができたことに感謝します。
年明けからは、続いて3,000枚の銀古美 甃(しきがわら)が内外の土間に敷かれていく。
今度は“地べた”に景色と物語が描かれていくのが楽しみです(^^)
設計/松田公彦スタジオ
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