鎌倉プロジェクトは、掛け瓦に櫛面土(クシメンド)瓦も設置され、いよいよ利根丸と袖丸の施工。
“利根丸“は“刀根丸”とも書き、掛瓦と刀根地の境を丸瓦で伏せる仕上げのことで、今回は棟素丸瓦を施工。
“刀根”とは、野地が折れた形状を刀身の鎬(しのぎ)筋に例えているからでしょうか…そのほか錣(しころ)屋根、靭(うつぼ)唐草、袖(そで)瓦…と、武具や着物など日本の伝統的なものをモチーフにした名が多く、裏返せばそれらと共に「瓦」と「瓦屋根」は永く存在(持続)してきた証。
また日本語とくに「漢字」は、その成り立ちの背景にとても深い意味と物語が込められた秀逸なデザインであり、紐解き理解することも日本建築の一つの醍醐味だ!
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