京都の古アパートリノベーションで内外の大改修が続く現場…凍害でボロボロになっていた釉薬瓦から“銀古美”への葺き替えが、雨の直前なんとか昨夕完了した!
オーソドックスな仕上げに、櫛面土瓦もきちんと緊結し、棟は甍覆(いらかおおい)の一本伏せで切妻のシルエットを伸びやかに表現した!
(桁行約20mある棟には、4ヶ所の棟換気システムを設置し、改修後の小屋裏環境をケアしている)
内部で使われていた古材を再利用した外壁はヴィンテージな表情が美しく、デザインもとてもキュートだ(^^)
築半世紀近い建築が、安易に解体されるのではなく、こうして現代のライフスタイルに合わせたデザインで持続させる取り組みは、これからもますます増えていってほしい!
その際は、出来れば瓦屋根は再び瓦屋根へ…(笑)
そのためにも古民家をきちんと手術できる大工や左官、そして瓦師や葺き師を、国家としても今後もっと増やしていかないといけませんね!
設計:究建築研究室 Q-Architecture Labo.
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