涼しい日曜日の朝、自宅の掃除をしながらふと思う。
座敷 縁側(くれ縁)の建具は木製。
4本のレールの上を木製の網戸と雨戸と共に、建築時から50年以上変わらず滑り続ける。
寒暑風雨に対しては遮断どころか、ほぼ外部と繋がっている。埃や虫など常の掃除は必須だが何年経とうが汚らしく感じない。
縁側がつくる空間は、特に夏場は直射日光を遮り室内温度が上がるのを防ぐ。また冬場は冷気を遮りつつ、暖かな日だまりができるためサンルームのような役割を果たす。
日本の気候風土に適った大いなる発明だ。
今もっとも信頼できる“有識者”は、永い時を乗り越えてきた先人の叡智の結晶である“歴史”だと思う!
数々の“開発目標”もいいが、改めてこの風雪に耐えてきた寡黙を美徳とし多くを語らない“有識者たち”の声に、謙虚に耳を傾けることが大切だと思う。
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