その後、兵火による焼失を経て江戸時代中期に再建され、このたび令和の大改修を終えた阿波 国分寺…重森三玲も絶賛した見事な石庭とともに、およそ200年ぶりに創建当時の風景を変わりなく継承することが出来た!
向拝唐破風の“両垂れ付き”袖丸に、一つ一つが上半身ほどもある大きな谷平と谷巴にと…すべて手作り対応で製作した苦労が思い出され感慨深い。
屋根では0歳と200歳の瓦達が仲良く恊働し建築と風景を守る姿が頼もしく、そして微笑ましい(^^)
この瓦づくりも含め、なにより悠久の歴史を紡げる素材と、それを納める大工技術、瓦葺き技術とは改めて素晴らしく…“持続可能”という議論はこの次元の土俵で語るべきだと思う。
無事に創建当時の“天平の風景”がこの地に蘇った…改めて、瓦づくりと瓦葺きは浪漫ある仕事です!!
ーーーーーーーーーー
ご興味ある方は…瓦づくりのリアル!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
【谷平づくり】
① https://gajin.hatenablog.com/entry/2020/07/21/101807
② https://gajin.hatenablog.com/entry/2020/08/08/121912
③ https://gajin.hatenablog.com/entry/2020/09/11/173037
【谷巴づくり】
① https://gajin.hatenablog.com/entry/2020/08/27/121720
② https://gajin.hatenablog.com/entry/2020/09/16/171530
【袖丸づくり】
① https://gajin.hatenablog.com/entry/2020/08/11/125746
② https://gajin.hatenablog.com/entry/2020/09/03/174654
ーーーーーーーーーーー
#銀古美 #いぶし瓦 #伝統建築 #伝統構法#社寺建築 #古色瓦 #古瓦 #ビンテージ #本葺き瓦 #社寺建築 #国分寺 #四国八十八ヶ所 #再生可能エネルギー #持続可能性 #サステナブル #低炭素 #脱炭素 #カーボンニュートラル #sdgs