本日、大雨の京都打合せは「大原 勝林院」
長和2年(1,013年)建立…悠に1,000年以上の歴史を刻み、蔵に眠る仏像や絵画、法具、古文書など1853点が調査され、浅井長政の安堵状をはじめ、藤原道長や足利義満、明智光秀、徳川家康らに関係する資料が発見されるなど、戦国時代の激動を今に伝える古刹。
この境内敷地内に桁行20m 平屋切妻の受付休憩棟が近々上棟する。
瓦仕様は“銀古美”で、さも昔からこの地に建っていたような素朴な空気感を纏うプロポーション美しい建築が平井さんによりデザインされている。
御住職に色々お話を伺い、樹齢700年の五葉の松が絵画のごとく鎮座する宝泉院の“額縁庭園”にもご案内いただいた!
映画のロケ地としても申し分なき風格漂う柿葺きの本堂も改修計画中とのこと。
続いてこその歴史であり伝統…現代の匠達による知恵とチカラで新たな1,000年絵巻を綴ってほしい。
瓦葺きは来月中旬…心して臨みたいと思いますm(_ _)m
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設計:平井純建築設計事務所
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