京都大原 勝林院…悠に1,000年以上の歴史を刻むこの境内敷地内に桁行18m超、軒出寸法1,820㎜ある受付休憩棟が上棟!
手刻みによる堅牢で柔軟な木組による大きな和傘を広げたようなシルエットは、瓦が葺かれ甍が波打ちだすと、きっととても美しい。
シンボリックな紅葉の木に敬意を込めた縋る部や平部2箇所の開口デザインが微笑ましく、大きなトップライトは室内からの紅葉鑑賞のためとは粋だ(^^)
歴史ある寺院に、さも昔からこの地に建っていたような素朴な空気感を纏う“銀古美”の屋根…そんなコンセプトをもとに来週から瓦葺き着工です。
設計:平井純建築設計事務所
ーーーーーーーー