月亭八方さんのオーダーメイドパター製作の進捗です!
月亭一門のシンボルである月紋の立体感を増すため、フェイスの付け根から外周を2ミリ程度下げました!
陰影も付いてよりメカニックな感じになりそうです。
前にも書きましたが「世界中に届けるモノじゃなくて、世界に一つだけのモノを生みだす手づくりの醍醐味。その世界に一つの価値がやがて世界中に広がる可能性のほうが面白い!」
ようやく来週 気合いの焼成です^^
日曜日なんでチームのみんなは休ませてあげ、喜んで(ウソ!?笑)4時起きで現場へGO💨
向かったのは、ツユノハレマなので しのごの言わず葺き替え着工の大阪 泉州下町…これがまたエエ感じのニッポン景なんですが、なんせ超狭小路地!!
ここは流石の“百戦錬磨”でも、入れないものは入れない!!😵
なのでちょっと離れた広い住宅地で一人寂しく親方の軽トラに積み替えながらのピストン輸送^^;
まあ、一輪車や手提げの抱え込みよりマシか〜(笑)
おかげで今日もここに一軒、瓦の景色が完成します!
さ〜て、帰って軽く“日曜”しようか〜!
やれやれビンボー暇なし…カネも甲斐性もないけど、夢と浪漫だけは誰にも負けないほど持ってたいですね〜😁
伝統あるものづくりやデザイン、衣食住や景観など、ニッポンの文化を紹介し、その魅力がひと目で伝わる美しい写真と明快な解説で、優れた「モノ」「コト」「ヒト」を通して本物かつ上質な日本を発信する雑誌。
田舎でのスローライフと都市での文化的暮らしを日常欲張りにも両方享受出来る、いわゆる“デュアルライフ”の特集ページトップに、以前撮った島の棚田の夕景写真を使っていただいてます^^
*小っさく名前載せてもらってすみません(笑)
どうぞ全国書店で見かけたら手にしてみてください!
試作…軒先メンドをもっとカジュアルに!
孔の位置はもっと分厚い(高い)部分へ移動しないと打ち損じたら折れそう^^;
あとは現場で葺き師と相談しながらイロイロ微調整していこう!
そうだ!今度の新築、プラスチックメンドの代わりに使ってみよう^^
プラスチックよりは、さすがに遥かに耐久性あるでしょ👍
“現場”の声は神の声、“葺き師”の要望は仏の声!
製工は運命共同体…どっちがなくなっても成り立たない。イイ屋根づくりに繋がるならば、出来るだけいろんな部品をつくってあげたいと思います😊
−雪止め瓦 yukidome kawara−
屋根に積もった雪が落ちないようにするため輪っかの付いた瓦。
そのほか“雪割り”、“木の葉”、“蛇ノ目”、”松皮“、“雨切り”…日本語のネーミングはどこか粋で風流、またその瓦の姿も必然の用の美を体現しアートです^^
洋瓦もカタカナのネーミングばっかりじゃなくて、粋な和名で“侘び寂び”の世界観を表現してほしいね~😉
今回、雪止めは古代いぶし色の「銀古美」で焼きあげ、加賀百万石の風景を創る予定…どうかキレイに仕上がりますように…🙇
施工写真は関東の親方達が葺いた屋根…やっぱ日本の屋根意匠は“粋”だよね~^^