富山の家、加賀の家…そのほか新築や葺き替えで“銀古美”を葺いていただいた住宅は大丈夫だろうか?
住まい手は無事だろうか?
お世話になった葺き師や大工、建築士達はおそらく最前線で尽力されているだろう。
遠く淡路島から心配しております…。
一方で、また無責任な報道によって瓦が悪者にならないだろうか?
この高温多湿/地震/台風/水害大国で確かに永く持続し、風景をつくり、文化を形成し、郷土愛や帰属意識の象徴として人々の暮らしを豊かにしてきた瓦を作る者として、さらに阪神淡路大震災で被災した者として、そして風評被害で取り返しのつかない大損害を受けた瓦窯元として、とてもセンシティブに報道を注視している。
そんな時はいつも建築家 堀部さんの文章に勇気づけられる。
さすがになんともやりきれない新年早々波乱の幕開け…出来ることは限られるが、とにかく与えられた立場で地に足つけて目一杯精進することで日本を元気にするだけだ。