今日の窯出しで焼きあがった大きな棟冠瓦。
今年度も順に改修工事が始まっている、島全体が重要伝統的建造物群保存地区である徳島県 出羽島の物件用瓦だ。
伝統意匠として島の集落ほぼすべての屋根に乗るこの独特の“七寸角桟冠”はすべて手作り製作…既製品で安易に済ませず、やはりこの譲れないディテールあってこそ、理屈ではなく感覚的に腑に落ちる100年の原風景が維持される。
瓦づくり・屋根づくりとは一つの修景事業である。
100年続く物語と景色を、また100年続かしめるには、こうした手間のかかる手仕事が支えています。
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