和歌山から200歳の風格ある鬼瓦を預かった!
土を焼いただけのそれは、幾時代をも越えて風雪に耐え、まるで土に還ろうとするかのように古美る。
これを修復・最焼成して再び屋根へと再登板してもらう…200歳の年寄りには酷なようだが、焼き直しすると現役バリバリに蘇るのが「瓦」という素材の圧倒的ポテンシャルの高さ!
世のSDGsだの持続可能だのという薄っぺらく胡散臭い議論を嘲笑うかのようだ(笑)
それにしても昔の瓦職人も、地面から見上げる角度を意識して鬼瓦の表情を作っているのがよく分かる。
この鬼瓦からしたら200年の時代の変遷をずっと見下ろしてきたはずであり、会話が出来れば尋ねてみたいものだ…今の世の良いところと直すべきところ(^^)
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