Gallery土坐のエントランスへと導く檜の手摺りは、4mを超える和瓦シルエットでデザインしています。
山あり谷あり…
山に落ちた雨は谷を伝い、川となり流れる。
それはまさしく瓦がシンプルに“働く”姿。
和瓦はこの自然の摂理を体現し、これ以上も以下もない美しい曲率へと極まり、なるべくして成った350年続く普遍的デザイン。
(実際に検証すると見事な白銀比だった→ http://gajin.hatenablog.com/entry/2019/06/14/004232 )
約680年前に書かれた吉田兼好による徒然草 第五十五段・・・
「家の作りやうは、夏をむねとすべし。
冬は、いかなる所にも住まる。暑き比わろき住居は、堪え難き事なり。」
高温多湿なここ日本において、建築における一つの真理を説いたものですが、時代は変わろうと決して色褪せることなく。
カタカナや英語のボキャブラリーばかりが蔓延する日本の家づくりですが、木・土・竹・瓦という“築”の構成要素をもっと掘り下げて大切にすると、建築も風景も…きっともっと美しいだろう!
この手摺りのように(笑)
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