未来考房/瓦人 ~gajin~

和瓦とその未来を創る淡路島の瓦師ブログ

真言宗善通寺派総本山「善通寺」勅使門及び土塀修復工事

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ー 復元 restoration work ー

古瓦の可能な限りの再利用が前提。

丁寧に番号をふって仮撤去してあった古瓦も、検査を経て順に各部位に再施工。

外観風情の継承のため、オモテ面には古瓦優先、ウラはほぼ新瓦…朝からその分を届けにきました!

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文化財建築の復元は新築の瓦葺きよりもはるかにハードルが高い。

ただ平安時代の建築でさえ、その後の繰り返される改修もおそらくそうであったように、こうして現代の瓦でもその互換性をもって修復・維持出来るのは素晴らしいこと!

「瓦ぬ価値」とはまさしく…和瓦は一つの普遍・不変の価値。

こうしていろんなジャンルのプロフェッショナル達によって文化は未来に繋げられ、また新たにも創られます。

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