重伝建地区の屋根改修に使用する瓦も、順に乾燥が進んでいます。
屋根意匠復元の対象時期が“昭和初期頃”と限定されいるので、物件ごとに軒・棟・鬼…etc.仕様が異なります。
すべてに物語があっての当時の姿であるはずなので、リスペクトの気持ちをもって、作り手として出来るだけ一軒一軒と対話するように寄り添います。
鬼の真ん中にちょこんと付く桃のような?どんぐりのような?巻貝のような?飾り瓦を古い屋根でよく目にしますが、多くは“宝珠”という縁起物の装飾瓦です。
厳密な形状復元まではしませんが、物語に寄り添うってことが大事…。
そしてまた100年、その物語を繋ぐことが大事なんです^^