未来考房/瓦人 ~gajin~

和瓦とその未来を創る淡路島の瓦師ブログ

銀古美「木瓦」がつくる風景…

9月中旬ごろ瓦葺き着工予定の淡路島の公共施設は、木瓦で14,000枚以上使用する大きな寄棟屋根。

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11mの隅棟4本と14mの陸棟には冠瓦一本伏せ仕様が原則とのことで、“甍覆”(いらかおおい)と“七寸丸”でシミュレーション。f:id:daieibrand:20220818122306j:image
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共に隅先の巴(カッポン)の納め方でシルエットがまったく違ってくる。

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木瓦にはシャープなデザインが似合いそうだ!

ただ既製品にこだわらずとも、隅先の4つぐらい手作りで自由なデザインの端部パーツを作ってもよいが…個人的には最後の写真(隈研吾建築都市設計事務所 設計)のように、切り合わせが美しいと思う。

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さあ、設計サイドの判断はどうなるか?

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#木瓦 #柿葺き #栩葺き   #数寄屋建築

#隈研吾 #再生可能エネルギー #持続可能性

#サステナブル #低炭素 #脱炭素

#カーボンニュートラル #sdgs

使命…

本日から仕事始めで、さっそく火入れ!

鳴門市の種蒔太師 東林院 弥勒堂新築プロジェクトで使用する“単弁八葉蓮華紋”の軒巴も順に火入れ。

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ここでは尺角の甃(しきがわら)も3,000枚程度使用するので焼き続けるのみ…。

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設計/松田公彦スタジオ

 

本葺きも和形も木瓦も…“銀古美”のプロジェクトは来年春まで続きます!

下半期も、瓦屋根が折り重なる美しい屋並みとそれが描く風景、そしてその屋並みのもとで同じく折り重なる人々の豊かな関係性を津々浦々に創っていこう!

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それが我々瓦師の使命だ(^^)

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#社寺建築   #伝統構法   #銀古美 #東林院   #種蒔大使   #弥勒菩薩   #再生可能エネルギー #持続可能性 #サステナブル #低炭素 #脱炭素 #カーボンニュートラル #sdgs

伝家の宝刀!!

盆休み最終日にようやく伝家の宝刀“瓦パター”をひっさげて5月以来のゴルフ⤴︎⤴︎⤴︎

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もはやどんな球筋が出るのか打ってみないと分からないほど久しぶりでも、瓦パターだけは安パイ感が満点…なんせ厄除けなんで(笑)

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自分で作ったパターでのラウンドは、世界中探してもプロ・アマ問わずまずいないだろう(笑)

「瓦」で世界を楽しくしたい…まずは自分自身が楽しんでます(^^)

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「瓦パター」hp:http://www.daieibrand.com/products/putter/

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#瓦パター #鬼瓦パター #ゴルフ #ゴルフ女子 #パター #golf    #putter

枯れない花…

昨年も紹介したが、いちいち瓦なんです(笑)

正月とGWと盆しか実現しない“連休”の一日…

猛暑で“しきび”や花も草臥れる時は、花立てに家紋や菊の瓦坐-kawaraza-で蓋をする。

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別に瓦の島の流儀という訳ではないが、瓦というものが身近にある土地の粋な設えだ^^

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#墓参り #花立 #瓦坐 #家紋 #再生可能エネルギー #持続可能性 #サステナブル #低炭素 #脱炭素 #カーボンニュートラル #SDGs    #sdgs

絵になる風景…

香川の山あいに建つ、むくり屋根のシルエットが和傘のように美しい家で“銀古美”の瓦葺きが進む。

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木々や草花に二つとして同じ色彩がないのは、それが“自然”だから…土を焼いただけの瓦も本来はそうであり、この周辺田畑や草木の“四季彩”にシンクロするように、銀古美の一枚一枚豊かな表情が、葺けば葺くほどに広がりだす。

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その大らかさと対照的に、緊張感ある直線を描く一文字軒瓦の仕上がりは、葺き師の丁寧な合端(あいば)仕事の成せる技。

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素材のチカラと手仕事のチカラで、“絵になる

風景”が描かれていく!

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壺谷建設(株):https://www.tsuboya.jp/

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#壺谷建設 #香川の家 #銀古美

#数奇屋建築

持続可能な素材と仕事…

香川の神社建て替えプロジェクトも佳境。

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一本一本 紋の角度を調整しつつ製作した箕甲“掛け巴”と向拝“掛け瓦”も葺き師のおかげで無事納まった!

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昨年の解体時に工場まで連れ帰り、大掛かりな修復と最焼成で“いぶし銀”に蘇った鬼瓦と水板、唐獅子のすべてが140年の時を越えて再登板…改めて瓦という素材のチカラは素晴らしい!

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この地にとって昔から続く原風景が100年を越えて継承出来つつあるということが実は本当に大事なこと…これが持続可能な素材と仕事の成せる技だ(^^)

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#神社建築 #伝統構法 #耐震改修

#ヤマトタケルノミコト #日本武尊 #倭建命

#再生可能エネルギー #持続可能性 #サステナブル #低炭素 #脱炭素 #カーボンニュートラル #sdgs

 

日本風景の必需品…

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京都 “八坂の塔”の目の前で伝統建築の改修中…古都の風景に寄り添うような寂び感ある表情の“銀古美”瓦が葺かれていく。

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ここでは昔ながらの美しいシーンが日常的に描かれる。

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誰も言及しないが、この風景に瓦屋根がないとまず成立しない!

日本中どこであっても、この俯瞰の視野をもって風景や町並みを見つめてほしいな〜(^^)

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#京都 #八坂の塔 #法観寺

#再生可能エネルギー #持続可能性 #サステナブル #低炭素 #脱炭素 #カーボンニュートラル #sdgs