未来考房/瓦人 ~gajin~

和瓦とその未来を創る淡路島の瓦師ブログ

銀古美「木瓦」がつくる風景…

9月中旬ごろ瓦葺き着工予定の淡路島の公共施設は、木瓦で14,000枚以上使用する大きな寄棟屋根。

f:id:daieibrand:20220818122247j:image

11mの隅棟4本と14mの陸棟には冠瓦一本伏せ仕様が原則とのことで、“甍覆”(いらかおおい)と“七寸丸”でシミュレーション。f:id:daieibrand:20220818122306j:image
f:id:daieibrand:20220818122303j:image

共に隅先の巴(カッポン)の納め方でシルエットがまったく違ってくる。

f:id:daieibrand:20220818122055j:image
木瓦にはシャープなデザインが似合いそうだ!

ただ既製品にこだわらずとも、隅先の4つぐらい手作りで自由なデザインの端部パーツを作ってもよいが…個人的には最後の写真(隈研吾建築都市設計事務所 設計)のように、切り合わせが美しいと思う。

f:id:daieibrand:20220818123916j:image

さあ、設計サイドの判断はどうなるか?

ーーーーーーーーーーー

#木瓦 #柿葺き #栩葺き   #数寄屋建築

#隈研吾 #再生可能エネルギー #持続可能性

#サステナブル #低炭素 #脱炭素

#カーボンニュートラル #sdgs