瓦アクセサリーのコンセプトシーン撮影中…
ギャラリーに手作りのスタジオをつくりました(^^)
瓦アクセサリーのコンセプトシーン撮影中…
ギャラリーに手作りのスタジオをつくりました(^^)
eo光チャンネルさんの取材でした!
原田伸郎さんが、関西圏の一つの自治体にスポットをあて、その地域の最新の情報や伝統的な歴史、文化、名物などを紹介しつつ、その街のすばらしさを発見する番組。
鬼瓦パターをメインに、思いっきり「瓦」を語らせていただきましたー(^^)
放送は1/16〜 関西圏以外でもネットでご覧になれると思いますので是非^^
原田伸郎の「ここ街ええなぁ」→ https://eonet.jp/eohikari-ch/konomachi/
銀古美オリジナル棟瓦「甍覆(いらかおおい)」…大至急の準備だったので手作りする時間がなく、“甍覆 改”として素三角の棟瓦を改良し、さらに試焼する間もなく待ったなしでしたが、なんとかキセキの行儀仕上がり^^;
焼き物的景色も、ビンテージな古色調に焼き上がりました。
建築家 妹島さんによる犬島 家プロジェクトでリノベーションされた古民家屋根の素っ気ないほどシンプルでいて、どこか哲学的なまでの意匠をモチーフに、日本古来の神社建築様式“神明造”にインスピレーションを得たデザイン…シンプルななかにも達観を感じさせる空気感を纏ってくれることを期待します^^
今日の「銀古美」の窯出しから…
淡路瓦では見慣れないパーツは、手作りの“駒型雪止め”です!
今まで淡路瓦を届けることがなかった地域には、その地域で生まれ育ち、またその地域にしかない瓦など、まだまだ知らないものがたくさんあります。
それがつくる建築(屋根)、それらが連なる風景…それこそがローカルに宿る価値なんだと思います。
さすがに今さら一つ一つすべて金型に起こしての製品化までは無理ですが、こうして葺き師と施工要領を打合せし、手作りでパーツをつくることが出来るのも伝統産業である瓦づくりの良さ!
見慣れた輪っかの雪止めよりも、シンプルで目立ちにくくてイイですね(^^)
年内もう窯を炊く回数が限られてきてるので、駆け込みの別注製作ものをいろいろ窯入れです。
関東の物件から…通常約3cmある厚みがこの古瓦は2cm。薄い角桟雁振(伏間)の復元です。
京都からは、以前 製品化してた壁の水切り熨斗の鼻隠しを…!
どれも手作り…どうか無事 反らず歪まず焼きあがりますように🙏
かわらいろいろ…どんなものでも一枚から製作対応出来るのが、工業製品であって手工業製品である伝統的和瓦づくりの醍醐味です^^
例えば特定の土地、地形、立地…つまり家を建てたいと希望する具体的な場所に、そのイメージに叶うデザインの住宅が実際に佇むシーンを見たくないですか?
Google Earthから等高線など必要なデータをもとに地形をグラフィック化し、ピンポイントで例えば和瓦屋根でシンプルなデザインの住宅を置くことで一つの暮らしのシーンを連想することができる。さらにその土地の歴史や物語を背景とした意匠的に秩序ある住宅を点在させる、あるいは希望に応じた軒数を置き集落を完成させることで、風景で魅せることができる。
海を見晴らす淡路島の住宅地が、例えばヨーロッパの赤瓦のようにすべて和瓦屋根で秩序が整う美しい集落を完成させた時、観光的観点からも、きっと土地と島の価値は向上する。
たとえ観光地でなくとも、住む人のアイデンティティの確立、郷土愛と帰属意識の高まり、そしてそれをベースにした繋がりの深い豊かな地域コミュニティの醸成、なにより文化的にも美しい住環境は子供達の情操教育と豊かな感性の発達にも貢献する。
この土地でこんな家に住んでみたいな、という希望があればご相談ください。
また自治体も、景観形成に対するグランドデザインをもとにした“おらがまちづくり”のイメージを、百聞は一見に如かずのグラフィックでつくりませんか?
雑多で無国籍な住宅デザインが乱立するこの国で、日本固有の歴史や伝統、精神性、民族性をもとにした本来具わるべき美意識にもとづく、あるべき魅力的な建築風景が増えていくことを願います。
今日は瓦葺きの親方さんがコースター作りにチャレンジ!!
お約束のごとく普段は焼けた瓦を扱わせたら天下一品の葺き師さんですが、やっぱり焼ける前の瓦(粘土)には悪戦苦闘〜だったのかな?😆
デザインはさすが阿吽の鬼面一対にチャレンジ…鬼瓦の顔は、作り手の内面や本性が表情にあらわれるっていうから…さて親方は怖い人かな?優しい人かな?
さて、どっちだろー(≧∀≦)