未来考房/瓦人 ~gajin~

和瓦とその未来を創る淡路島の瓦師ブログ

大事なのは暮らしを連想させること…

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例えば特定の土地、地形、立地…つまり家を建てたいと希望する具体的な場所に、そのイメージに叶うデザインの住宅が実際に佇むシーンを見たくないですか?

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Google Earthから等高線など必要なデータをもとに地形をグラフィック化し、ピンポイントで例えば和瓦屋根でシンプルなデザインの住宅を置くことで一つの暮らしのシーンを連想することができる。さらにその土地の歴史や物語を背景とした意匠的に秩序ある住宅を点在させる、あるいは希望に応じた軒数を置き集落を完成させることで、風景で魅せることができる。

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海を見晴らす淡路島の住宅地が、例えばヨーロッパの赤瓦のようにすべて和瓦屋根で秩序が整う美しい集落を完成させた時、観光的観点からも、きっと土地と島の価値は向上する。

たとえ観光地でなくとも、住む人のアイデンティティの確立、郷土愛と帰属意識の高まり、そしてそれをベースにした繋がりの深い豊かな地域コミュニティの醸成、なにより文化的にも美しい住環境は子供達の情操教育と豊かな感性の発達にも貢献する。

この土地でこんな家に住んでみたいな、という希望があればご相談ください。

また自治体も、景観形成に対するグランドデザインをもとにした“おらがまちづくり”のイメージを、百聞は一見に如かずのグラフィックでつくりませんか?

雑多で無国籍な住宅デザインが乱立するこの国で、日本固有の歴史や伝統、精神性、民族性をもとにした本来具わるべき美意識にもとづく、あるべき魅力的な建築風景が増えていくことを願います。