淡路島 宝生寺…素丸葺きはボールチェーンで自然重力が導く曲線から、所々に錘を付けながら微調整し、野地の反りを目安に目視で違和感を修正しつつ、一本一本美しい線を目指す。
見極める“線”は天地方向だけではない。
寸法個体差がある素丸もすべて微調整しながら葺き足を極力揃え、雁足(がんあし)という“斜めの線”も見極めながらの作業は時間がかかる。
硬い瓦で柔らかい曲線を描くには、この地道な作業あってこそ…素人騙しではなく、損得でもなく、目利きの目を満足させる器量と技量目一杯の仕事こそこれからは大切だと思う!
ーーーーーーーーーーーーーー
#宝生寺
#淡路工舎
#淡路七福神巡り
#伝統構法
#宮大工
#手刻み
#銀古美