9月に火入れ式(→ http://gajin.hatenablog.com/entry/2019/09/19/183507 )をさせていただいた淡路島“森のいえ”…建主自らデザインした鬼瓦も無事に据わり、火入れ式で想いを刻んだ記念瓦も屋根に…無垢の木壁に樋も付けないデザインは、質感と表情豊かな古色焼き“銀古美”の屋根と相まって、まるでこの土地から生えてきたようなとてもナチュラルで優しい佇まい!
火入れ式は、作り手・買い手双方の顔が見えるモノづくりを実現し、互いの想いに触れ、いろいろなモノとコトを共有することで、より良い瓦・屋根・家づくりに繋がる。
地鎮祭に始まる日本の家づくりは、いにしえより大地、火、水、木…に畏敬と感謝の念を抱きつつ、寄り添い、生かされていることの覚悟をもってなされ、この自然信仰の日本人らしき美しい精神性をもって、家づくりは一つの神事となる。
火入れ式で土に火が入り、手を合わせる…人が祈る姿はいつも美しい。
日本の家はやはりこの境地で創られていくべきであり、その先にはきっと深く豊かな人の繋がりがある美しい風景が広がるはず。
こちらも素敵な物語がはじまりそうです…ささやかですが、こうして瓦で幸せのお手伝いが出来て光栄です(^^)
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