特集「平屋の暮らし」に“かわら美人”が冴える埼玉飯能市の家が掲載されています。
特集建築6例のうち5例が金属屋根のなか、意地の瓦屋根1例です!
近年、設計相談の場では積極的に平屋を望む施主が増えています。
衣食住すべてにおいてミニマムな志向が主流となり、家族構成や暮らし方、人生観をベースにした将来展望も含め、シンプルでナチュラルかつ質素、しかしセンシティブで物語とコンセプトとココロの豊かさに満ち…要するに日本人本来の美しい民族性や精神性をベースにした、時宜を得た“自分”を表現できる一つの洗練されたファッションとしての住宅(暮らし方)の在り方が見てとれる。
無駄を削ぎ落とし、それを捨てるという意味でのミニマリズムとは違い、気に入った良いモノを長く大切に使うという考え方が定着すればいい。資源とか環境も考えれば、それが本来目指すべき次のステージであると思う。
この意味で次代に和瓦文化を維持するためには、そのミニマリズムな志向に見合う、必要最低限で、かつ十分な機能を満たし、シンプルでスタイリッシュなデザインや仕様を創りだしていかないといけない。
ただ今回、瓦屋根建築としては奇抜でも特異でもないが、土壁も含めて王道の日本建築として、豊かな暮らしを推奨・紹介する紙面に掲載いただきありがとうございます。
なによりも、瓦愛に溢れる葺き師のお洒落な屋根さん、ありがとうございますー!!(^^)
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