徳島南端〜室戸〜高知と走った500㎞…惹かれるのはやはり物語のある風景。
漆喰壁に水切り瓦が美しい重伝建地区の吉良川町では、古代いぶし瓦「銀古美」の屋根も100年景と調和していました。
藁焼き鰹も含めて、その土地だけに吹く風はやっぱりキラキラと輝いていました^^
久々ひろめ市場にて…あー美味しかった😁
徳島南端〜室戸〜高知と走った500㎞…惹かれるのはやはり物語のある風景。
漆喰壁に水切り瓦が美しい重伝建地区の吉良川町では、古代いぶし瓦「銀古美」の屋根も100年景と調和していました。
藁焼き鰹も含めて、その土地だけに吹く風はやっぱりキラキラと輝いていました^^
久々ひろめ市場にて…あー美味しかった😁
現場めぐり…西日本とはテイストの違う蔵屋根文化に、この土地にしかない空気感とともに歴史と対話してきました。
見慣れない瓦ガラは、職人達の譲れない美意識がなせる足詰めの名残り…。
以前施工した石蔵の佇まいは、ただただ美しく…本物でしか醸し出せない雰囲気をもって周辺環境を包み込み支配していました!
屋根の上でその土地に流れる風を感じ、古き良き時代に想いを馳せ、秩序ある美しい建築風景を取り戻したいと自然と感じる葺き師・瓦師であり続けないといけないと思います。
そんな100年残る瓦屋根建築を生み出し続ける親方たちとの語らいは、これまた胸のすくほどピュアな瓦愛に満ち溢れ…そんな「瓦バカ」達の宴は尽きぬ話でまた日を跨ぐのでした^^
雪の季節に似合う、白釉が表現する上品で洗練された表情…シンプルな瓦表札が出来ました。
同じ仕様でいぶし銀タイプもあり、二つのコントラストが面白いです。
表玄関と勝手口…どちらにどのタイプが掲げられるのか楽しみですね ^^
size:W250×H70×D15
土を敷く、地べたに横たわる…そんな「土間」という名に見合う、土の質感たっぷりな銀古美の敷き瓦が焼けました!
同じ土を焼いても、いぶし銀の一枚と比べるとテイストの違いが面白い!
もちろん摩耗にも強い堅牢な瓦…やがて大地に還るまで、その前段階として永年「地べた」として足もとで暮らしを受け止め支えます。
なにより時を経て滲み出るエイジングも楽しみですね^^
家の外はもちろん、リビングとか家の中でも「地べた」を感じる暮らしもイイですね(*^^*)
早朝の連絡船で、特注の復元棟冠瓦を届けてきました。
島では年末に向けあちこちで改修工事も佳境…限界集落のはずが、そこかしこで職人たちの息づかいに触れると、どこか活気さえ感じさせるのが面白い。
完工した銀古美の屋根は、違和感なく100年景にとけ込み…衒(てら)わず、驕らず、主張せず、その地にしかない物語を謙虚に紡いでいるようでした。
瓦づくり・屋根づくりとは一つの修景事業である。
家づくりとは引き渡しがゴールではなく、その先の物語と風景と文化の継承、さらにその屋並みのもとに広がる豊かな人々の繋がりまでを創るというビジョンがあるべきである。
この島はきっと近い将来、そんな素敵な島になりそうです^^
オリジナルオーダーで、青緑釉によるキレイなturquoise blueの円坐が焼けました。
ある公共建築の土間へと、その場所が持つ歴史と物語へのリスペクトを込めたデザインでレイアウトされます。
一つ一つが豊かな表情と景色を持つブルーの円坐…設計者の込めた深いコンセプトと共に、末永くその場に宿る物語を紡いでいくことでしょう。
どんな土間になるのかな?楽しみです^^