未来考房/瓦人 ~gajin~

和瓦とその未来を創る淡路島の瓦師ブログ

monokawara ~はじめの一歩~

生まれたばかりの赤ちゃんのプニプニした足!

形取りの際にも泣いて暴れて一筋縄ではいかず・・・これまた元気の証拠(^^;

この小さな足の持ち主がやがて大きく成長したのち、ことあるごとに親への感謝を思い出すきっかけとなればイイですね~!

生涯カタチとして残る、物語の詰まった素敵なmonokawara「はじめの一歩」。

キレイないぶし銀に焼き上げてお届けします~^^

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kawara putter project -銀古美 antique smoked silver-

今日の窯出しから・・・ヴィンテージ感抜群のキレイな古色に焼き上がりました。

堅牢な焼き締めで細部に至るまで強度も高く、また汚れもつきにくい逞しい肌。

マイナーチェンジして付け足したポインターもキレイに陰影が出ました。

飽きない色彩とは、この土の風合いが活きたオーガニックな色こそ。

宝石のように煌めくいぶし銀も淡路土ならではのキセキの冴えなら、この上品な銀古美色も鉄分の多い淡路土の一つの豊かな表現力。

日本の伝統美がグリーンで映える・・・セレブなゴルフライフをどうぞ^^

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淡路土 古代いぶし瓦 「銀古美 -antique smoked silver-」

今日の窯出し・・・窯の手前 蓋の開け口近くと、奥の煙道に近い場所がとくにイブシがかかってしまいました。

尻部だけ燻されたのは隠れるので使えますが、今回はけっこうロスが出ました。

銀古美の焼成は、いぶし銀を焼き飛ばすほどのハードな炉内条件ですが、なかなか炎と空気のコントロールは難しいです(^^;

金属製のガス窯は一見近代的ですが、土と炎とともにやはり窯も生き物だと実感・・・。

一筋縄ではいかない瓦づくりは、苦労でもあり醍醐味でもあります^^

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kawara putter project -brush up-

使用感にもとづきさらに実用性を高めるため、フェイスセンター上部にポインターを追加です。

単なる目印ラインだけだと古代鬼面自体のデザインに違和感が出るので、立体三角であしらうことで調和がとれました。

これで格段にアドレスしやすくると思います!

スコアアップ目指し、日々ブラッシュアップです^^

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淡路土 古代いぶし瓦 「銀古美 -antique smoked silver-」

堅牢なるも、古代いぶし色ならではの豊かで上品な色彩を表現するには、炎の塩梅が鍵・・・。

従来のいぶし瓦よりも高温で長時間焼き締めるため、淡路土で53判の型が56判にまで収縮します。

おかげで歩留まりの改善に四苦八苦・・・役瓦はなおさら。

今日も格闘が続きます・・・行儀を極めるまでは、まだまだ道のりが遠そうです(^^;

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瓦小径-kawara komichi-

webページのリニューアルにともなうロケハンで出会う瓦小径。

瓦の島 淡路島では、粋で風流な瓦小径がどこにでもさり気なく風景にとけ込みます。

土を焼いて燻しただけの瓦ならば、それはやがて土へと還り、その前段階として土間へと敷かれたり、こうして飾らずとも暮らしにいろんな豊かさをもたらすのもまた、そんな循環の法則に従う一つの自然な取り組みかもしれません。

その地にしかない物語満点の〇〇小径・・・探してみてください^^

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淡路土 古代いぶし瓦 「銀古美 -antique smoked silver-」

淡路土を限界まで焼き締めて、通常のいぶし瓦とは違い、表層から芯まで同じ色相となる堅牢な瓦に仕上げます。

耐久性はもちろん、組成が芯まで同じだけに摩耗にも強い男肌・・・。

将来的な色飛びもなく、土を焼いただけの瓦が魅せる自然なエイジングを期待できる。

土と炎の魔法が生み出す肌色の個体差は、文化財や古民家の再生において、その趣きとステイタスを見事に未来へと継承します。

目指したのは、千年生きる国宝建築を守る上品な古代いぶし色・・・。

誰れの記憶にも残る美しく懐かしい日本景は、銀古美が創ります。

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