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【創刊50周年記念】2025年2月号No.509
特集:地域のなかの建築/地域を育む建築
*銀古美の建築が表紙を飾り嬉しい^^
・小さくても持続できる方向にシフト
・「豊かさ」を見つめ直す
・その土地の自然や文化、産業を生かす
・地域で建築をつくる
どれも古来より続く本来ごく当たり前のサステナブルな取組みだが、ではこの土地・この国から採れた土を焼くだけの「瓦」というものを、ごく当たり前に使えなくなってしまったのは何故か?
テクノロジーが大いなる自然を凌駕し制御できるとの盲信と過信の積み重ねが生んだ人の驕りが、このかけがえのない当たり前を容赦なく奪った。
分を知り、足るを知る…本来そなわるこの美しい精神性と美意識の欠如が持続不可能なモノとコトを多く生み出した。
そこには人の迷いがある。
迷いがあるからこそ、雑多で無秩序、物語も特徴もなにもない建築や町並みが作られてきた。
迷った時こそ、確かに長く持続してきた“道”を振り返ればよい。
そしてその道に戻るのではなく、安定感のあるその道をさらに延伸するために知恵を絞ればよい。
地域でつくり、地域を育む…建築における最先端テクノロジーとはこの実現のためにあるべきだと思う。
その先で、瓦屋根で住宅をつくる必然性が徐々に形成されていけばいいなぁ(^^)
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表紙=「時の納屋」香川県さぬき市
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#住宅建築
#堀部安嗣
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#銀古美