今日の銀古美“木瓦”の窯出しから…
190㎜の地瓦より幅1.5倍 285㎜ある“袖瓦”。
ただでさえ薄い木瓦…390×285㎜あるこの大判は、贅沢に面積を与えて寝かして焼く。
木瓦は千鳥葺き仕様なので、地葺きの際に両袖一列置きにこの“袖瓦”が必要になる。
ただ葺き足ピッチは本瓦葺きほどの150㎜…これだけ大判でも見えかかりはほんの小面積(笑)
でも大部分の隠れた面積で、“雨をとる”という大切な仕事をしないといけないので厳しく行儀を選別。
来年、ビル外壁などいろいろ計画しているので量産の出来ないものは早め早めの準備だ!
週明け月曜日はこの「木瓦」での火入れ式…京都 珈琲店の計画で12mある庇で“こけら葺き”のような意匠を目指す。
さあ、乾燥した木瓦を窯詰めして準備準備!
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