昨日、建築家 堀部さんからご紹介いただいた新潮社ウェブマガジン”考える人”の連載「建築の対岸から」
政治学者の中島岳志さんとの対談で「瓦」に言及されている部分が非常に勇気づけられる!
「職人の身体や人間性が阻害されることのないつくりになっている日本の伝統的な瓦。その波型の形状は職人の手になじみやすく、また瓦の下には空気の通り道ができるから、室内環境にも良い効果をもたらす。あれ以上小さくても大きくても、あれ以上重くても軽くてもいけない、完成されたものである」
「無数の無名の人々の意見と知恵が蓄積され続け、千年以上にわたって改良が繰り返されながら風雪に耐えてきた技術や素材には、個人の思いや趣向、また平凡非凡の概念を超えた域がある」
建築を対岸から考察する…ぜひご一読ください。