未来考房/瓦人 ~gajin~

和瓦とその未来を創る淡路島の瓦師ブログ

職人という気質…

鎌倉プロジェクトの箕甲瓦葺き…

宮大工のつくった下地に、葺き師は瓦の葺きあがりが描く線をイメージしながら更に木で下地づくりをする。

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銀古美での高温の還元焼成は難しく、尺二寸掛瓦の行儀に難があったが、瓦頭のラインを綺麗に描いてくれた葺き師の苦労のあとが嬉しい(^^)

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瓦師と葺き師は一心同体であり運命共同体…どちらも器量、技量の目一杯を注がなければ良い屋根にはならない。

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時代が求める求めざるに関わらず、瓦の世界に必要な気質は、どの立場においてもやはり“商人”じゃなく“職人”であるべきだし、建築においても本質は全てそうあるべきであり、“本当の持続可能性”とはこの次元の土俵でこそ実現するものだと思う!

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